倉庫内でピッキングのアルバイトを初めてやった感想(30代男性フリーター)

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私は東京都内に住む30代の男性フリーターです。人間関係が苦手で正社員として勤めていた会社は20代前半の時に止めてしまい、以降はフリーターとしていろいろなアルバイトをやっています。

そんな私が初めてピッキングというアルバイトを行ったのでその感想を述べたいと思います。

「ピッキングバイトをはじめたきっかけ」

ピッキングのアルバイトをすることになったのはたまたまインターネットで調べていた時のこと。INDEEDでピッキングバイト募集の求人広告を見たことがきっかけです。 同じフリーター仲間の中にはピッキングの仕事を普段している人もいて、 ピッキングという名前自体は聞いたことが何度もありました。ただ、その時点では、具体的にどのような仕事をするのかについてはほとんどわかりませんでした。

どうやら広い倉庫の中を歩き回る仕事ということぐらいしかイメージがありませんでした。 連休前でお金がいる時期ということもあってピッキングバイトに 応募することにしました。

求人元に電話をしてみると、ちょうど人手が足りなくて困っていたということで 即採用になりました。早速バイトに入って欲しいということで私は電話をかけた翌日、ピッキングの短期バイトに参加することになりました。

「ピッキングバイトの仕事内容(午前編)」

持ち物に関しては、筆記用具以外は特に必要がなく派手すぎない服装と防寒具ぐらいのものでした。防寒具については倉庫には冷暖房がきいていないという事情がありました。

ピッキングの現場となったのは、郊外にある倉庫でした。周囲には倉庫や工場が立ち並んでいてたくさんの大型トラックが往来していました。駅から徒歩で行けない距離にあるということもあって最寄り駅で数人集まってそこからは社員さんが運転する車で現場に向かいました。

ピッキングバイトをするために集まっていたのはその日は10人で40代~50代ぐらいの主婦7名とあとは10代~20代ぐらいの学生2人、それに加えて私でした。

現場となる倉庫に到着すると、まずは中に入って現場の見学を簡単にしました。私のみならずそのうちの半数ぐらいは初めてピッキングバイトをするということから、どのような仕事をすればいいのかですとか、お手洗いや食堂の位置はどこなのかなど一通り説明がありました。

倉庫内を見学した感想としては「何て広い倉庫なんだ!」ということです。また、その空間には窓がなくて、どこを見渡しても同じような風景が広がっていました。何とも無機質だなという感じがしました。

見渡す限り、縦横無尽に棚が設けられていて、そこに ダンボールに入った商品が延々と並んでいました。倉庫の中にはときどきフォークリフトが行き来していて、大量の荷物を運んでいる感じでした。

ピッキングの仕事内容についても説明があったのですが、簡単にいうと、指定された商品を棚から探してきて、それを台の上で梱包していく作業だとのこと。商品をピックアップしていくことからピッキングという名前とのことで「へー」と思いました。

勤務時間がはじまるとまずは簡単な朝礼がありました。そこでは作業員それぞれにタブレット端末が配布されました。そこに社員番号や担当するコーナーの番号を入力して作業を開始するという段取りになりました。

私も含めて初めてピッキングのアルバイトする人には熟練した先輩のスタッフが横についてひとつひとつ説明してくれたので安心できました 私についた先輩スタッフは 20代の大学生でアルバイトを始めてから2年目だと話していました。

タブレット端末にログインすると、しばらくして音声が流れました。その音声は、ピッキングする商品が数ある棚のうちどこにあるのかを示すものです。画面にはピッキングする商品の情報が表示されるようになっていました。

例えば「C-3 2」と表示されたらA~Fと並んでいる棚のうち、C列に向かいます。そして奥から3番目で、下から2段目を探すと該当する商品が置かれているという感じでした。

商品が見つかると、タブレット端末に表示されている商品名・バーコードと、実際の商品の商品名・バーコードが一致するかチェック。

一致していることを確認したら商品に印字されているバーコードを専用の読み取り端末でピピッと読み込みます。その専用端末は指サックのような感じで指にはめて使うタイプで、かざすと赤外線によってバーコードを読み取めるようになっていました。

ちなみにバーコードを読み取る作業を「なく」という専門用語で呼びます。そこで商品が合っているかどうかが重要となるわけですが、もし間違っていたらエラーメッセージが音声と画面上の文字で表示されるため、改めて確認できるようになっていました。

複数の商品をピックアップするときは一つの商品についてバーコードを読み終わった後に、立て続けに商品の情報が音声で流れタブレット端末に表示されます。同じように商品を探してきてバーコード通します。

その日私が担当したのは、ある有名企業の景品コーナーで、その多くは軽いものばかりでした。例えば 置時計、スマホケース、ボールペンセット、ポシェット、財布など。どれも軽いものばかりだったので体力的に問題ないと感じました。

該当する商品をピックアップしたら元の位置まで運んできて台のうえで梱包作業を行います。梱包作業とは、商品をダンボールの中に入れて封をする作業のことです。

商品によって使うダンボールは異なっています。小さな商品の場合、小型サイズの箱を使いますし、かさばるような大型商品の場合はそれに応じた大きめのダンボールを活用します。

梱包する時には、商品を箱との間に空間がなるべく開かないようにプチプチ(緩衝材)を入れます。衝撃を吸収するように工夫をして商品を入れるというわけです。

商品の上に納品書を置き、ガムテープを使って箱を封を行い、表面には送り状の伝票をはったらその商品に関するピッキング作業は一通り終わりということになります。その一連の作業を繰り返していく。それがピッキングの仕事ということがわかりました

最初は何しろタブレット端末の操作方法が分からないものですから難しいなと感じました。ただ、同じことの繰り返しなので1時間もやっていると、すっかりと慣れてしまいました。 大学生の先輩スタッフも「OKです。もう大丈夫でしょう。もしわからないことがあれば近くにいるのでいつでも聞いてください」と言い残してその場から去っていきました。

あとは、1人での作業です。人とのコミュニケーションがあまり得意でない私にとって、 ピッキングは意外と居心地のいい作業だと感じました。

作業自体、タブレット端末の情報を確認し該当する商品を探してきて梱包するだけ。その間、人と会話をする機会もほぼありませんでした。一人の世界に浸るのが好きな人には格好の仕事ではないかと感じ始めていました。

「昼休憩」

午前中の3時間作業が終わると昼の休憩が1時間ありました。その時はタブレット端末を指定された場所に持っていき、バッテリーを充電します。

昼休憩では倉庫内にある食堂で自由行動となりました。食堂といっても何か売られているわけではなく、みなさん、持ってきたお弁当やパンを食べていました。そこで発見した事としては倉庫で働いている人は外国人の結構も割合も結構高いとわかったことです。ピッキング以外にも仕分けをする人、フォークリフトを運転する人、事務を行う人などいろいろなセクションがあるようでした。

「ピッキングバイトの仕事内容(午後編)」

休憩時間が終わると午後も午前中と同じことを行いました。ピッキング作業を繰り返すうちに、だんだんスピードアップできるようになってきました。 例えば箱の隙間を埋めるプチプチの量については、分量が大体勘でわかるようになってきました。また、だんだん走行内の棚の配列もわかってきて、タブレット端末に表示される記号を確認するだけ。「あの辺だな」というように大体、商品の場所が分かるようになっていきました。

午後も作業をしてみて感じたこととしては、結構1日を通して歩く距離が長いなということです。同じ空間を歩くわけですが、商品をピックアップするたびに行ったり来たりするだけに、意外と歩いている距離が長くなるのです。指定された商品がかなり遠い場所にあると その都度30mほどの距離を何度も往復するということになっていました。

ですから ダイエット中の人にとっては、ピッキングバイトはダイエットもできお金も稼げるので一石二鳥ではないかなと感じました。

ただ周囲を見渡してみると、適度に休憩を取りながらダラダラ行っている人もいました。 最初のうちはそんなのでいいのかなと思ったりもしましたが、先輩スタッフによると、 あまり急いで作業を進めると、やる作業がなくなってしまい逆に困ってしまうこともあるというのです。

根詰めてやって集中力が欠けてしまうよりも自分のペースでミスのないように作業をすることの方が何倍も重要だとのこと。ただ、あまりにさぼっていると、端末で作業量が1時間当たりの記録されているために、注意されるということでした。

なお作業量については日によってかなり差があるようです。私がピッキングバイトをやった日はかなり暇な日ということでした。

そこあたりのペース配分については私のような新人バイトには把握できない面はありましたが、とりあえずはミスのないように、真面目に作業をしていればいいだけの仕事であると認識しました。

午後は昼の3時から15分ほどの休憩をはさみ、夕方の5時に勤務時間が終わりました。 仕事が終わると出勤簿にサインをして、後は再び社員さんの車で集合場所の駅まで戻って解散となりました。

「ピッキングバイトの1日を通して思ったこと」

ピッキングバイトを1日やってみた感想としては、良い運動になってお金を稼げたので、まあまあよかったかなということです。ただ、正直なところ、仕事のやりがいについては微妙ではないかと思いました。また、個人的に、倉庫という無機質で閉塞感のある空間自体があまり好きにはなれないとも思いました。窓も一切ないですし、なんといいますか、気持ちがどんよりしてくるのです。そこあたりどう感じるかは人によってかなり個人差があるかと思います。

ピッキングの仕事は派遣会社に登録する、あるいは倉庫を運営する会社が直接アルバイトを募集していることもあります。興味がある人はこのピッキングバイトを一度やってみてはいかがでしょうか。人によってははまるバイトになると思います。

(30代男性フリーター)

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