非常に楽で、好感触だった治験モニターバイト(楽なアルバイト体験談 30代男性)

楽なアルバイト体験談(短期)
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私はお金に困っていたフリーター時代に治験モニターバイトを何度か経験しました。

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「治験」とインターネットで調べるといろんな治験会社が出てくると思います。それらのいくつかに無料登録すると、メールで治験の案内が送られてくるようになりました。

治験とはまだ市販されていない新薬の効果や安全性を確かめる臨床実験のことです。その被験者として臨床実験に協力するというのが治験モニターバイトの役割です。分かりやすくいえば、人間版モルモットですね。

となると、どうしても安全面は本当に大丈夫なのか?と心配になる人もいらっしゃるかと思います。私も最初はそうでした。ただ、治験は度重なる実験でその安全性が確かめられており、厚生労働省の徹底した指導のもと万全の体制を設けて行われるものなのです。私の場合、1度経験してみてそれを実感することができました。

治験にはいろんな案件がありますが、それぞれの案件に参加するには条件があります。

例えば、
「20歳~40歳男性で肥満症の人」「アトピーと診断されたことのある40~60歳の女性」「不眠症でやせ型の20歳以上女性」などなど・・

参加したい治験案件があれば、メールまたは電話でエントリーします。エントリーすると治験会社から電話がかかってきて、参加条件に合致するかどうか口頭でいろいろ質問があります。条件をクリアしたら事前検査への参加の案内があります。

事前検査というのは治験の本試験に参加できるかどうか、クリニックに出向き、健康診断をもとにその可否を決める検査のことです。

健康診断では血圧測定、採血、採尿、身長体重測定、アンケート用紙記入他が行われることが多いです。事前検査の結果をふまえて、本試験に進める人が選ばれます。

なお、本試験に進めなくても事前検査に参加した人は負担軽減費3000円ほどが付与されます。

本試験に進める人は基本的には、該当する症状以外は健康体である人が選ばれます。例えば、花粉症に関する治験で、どれだけ花粉症がひどくても、高血圧ならNG、糖尿病など生活習慣病のを抱えている人はNG、虫歯の治療中の人NGなどいろんな基準があります。

ですから結果的に治験モニターバイトの本試験に進める人はごく一握りだといわれています。

私は最初エントリーした治験案件で運よく本試験に進むことができました。治験の本試験は決められた日時に、指定されたクリニックに数日間通院するという形で行われました。

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事前検査もそうですが、クリニックには治験スタッフがたくさん在中していて、次に何をしたらいいのか教えてくれたり誘導してくれたりするので、それに従って行動をするのみでした。

その日も健康診断があり、採血や採尿、医師の診察など一式ありました。ひとりひとり順番に呼ばれるので、待ち時間が長いなと思うこともありました。

ただ待ち時間はスマホをいじろうが読書をしようが自由。クリニックには暇つぶし用にマンガや雑誌をいろいろ置いていましたから退屈することはありませんでした。

通院タイプの治験の場合、宿題と言いますか、日誌をつける作業を課せられることも多いです。体調や睡眠時間など項目にチェックをつける感じの簡単なもので。数分でおわってしまうようなものです。

最初治験モニターバイトに参加したときは正直なところ不安ばかりでしたが、全くのとりこし苦労でした。ごく普通の明るい感じのクリニックに通って指示通りに動いて暇な時間は自由に過ごすだけ。治験後に体調も全く問題なく拍子抜けしました。

ちなみに治験にはいろいろなタイプがありますが、なかでもジェネリック治験というものの安全性は極めて高いといわれています。というのはジェネリックから既に市販されている医薬品の成分の割合を変えただけの新薬だからです。私が最初に参加した治験はそれでしたね。

治験モニターバイトは毎回採血があるので人によってはきついかもしれません。ただ、特に苦でなければ超楽なアルバイトだと思います。1日通院あたりおよそ1万円ほどの負担軽減費をいただけただけに、当時フリーターだった私にとって非常にありがたかったです。

最初治験モニターバイトをやってみて非常に好感触だったので、2度目、3度目と申し込みました。2回目は通院タイプの治験ではなく、入院タイプの治験に参加しました。入院タイプの治験は治験中には外出こそできませんでしたが、1日中ベッドの上でマンガを読んだりスマホゲームをしたりと好き勝手過ごせたうえに、3食も無料でついてきました。食事も非常においしかったです。

1日中ベッドの上でゴロゴロしているだけで高い謝礼金をもらえてしまう治験モニターバイト。毎日でもあればいいなと思うほどでしたが、しょっちゅうこのラクなアルバイトにありつけるわけではありません。というのは、休薬期間というのが設けられていて、一度治験を受けたら数か月間は治験を受けることができないようになっているからです。

今は地元にある会社で正社員として働いていて、なかなか時間がつくれませんが、機会あればまた治験モニターバイトはやってみたいですね。

 (楽なアルバイト体験談 30代男性)

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