選挙出口調査バイトをした1日の感想(選挙関連のアルバイト体験談 30代男性)

仕事のしんどい点、楽な点
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フリーター時代に某大手マスコミの選挙バイトをしたことがあります。それは出口調査というもので、有権者がどの候補者に投票したのかを調査するというものです。もともと政治に興味があって、選挙特番などは必ずと言っていいほど観ていました。たまたまアルバイト求人サイトのINDEEDの求人広告を見つけて応募したのがきっかけです。

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応募し採用の連絡があったあとは、事前に研修と下見がありました。研修は公民館のような場所で仕事の説明を受けました。有権者にどのように声がけをしたらいいか、どのように集計結果を本部に連絡したらいいのかなどを学びました。研修は大体3時間ほどだったかと思います。服装は私服でOKでした。ただ私服と言っても派手な服装はダメなので、ロゴなど入っていない地味な服装をしていきました。このアルバイトには社会人も参加しているためか、研修にスーツで来ている人も結構いました。男女比は1:1くらいだったかなと思います。

下見については、研修会で渡された地図や住所をもとに、当日調査を行う現場を下見をして簡単なレポートを本部にメールで送信しました。研修も下見も時給が発生しました。

選挙当日は、早朝から投票所の出口付近に待機。投票を終えた有権者が出てきたらお声がけをして、どの有権者に投票したのかをおたずねするという作業を延々と繰り返しました。快く回答してくれる人もいれば、断られることもあります。肝心なのは断られても凹まずに、積極的にお声がけすることです。断られるかも?など躊躇していたら有権者はどんどん過ぎていってしまうので、その点、仕事だと割り切ることが大切だと感じました。

あまり急いでいなさそうな人のほか、いかにも政治に関心がありそうな高齢の方は、快く回答いただけるケースが多かったです。あと、少ししたコツとしては、少し離れたところから目が会った人に会釈をしていると、「何かな?」と思ってのことか、回答いただける確率が高かったです。

出口付近にはライバルのマスコミが雇っている出口調査員バイトもいました。それはちょっとしたプレッシャーになりましたね。他の調査員に声をかけられた有権者はなかなか答えてくれないのでいわば有権者の取り合いというわけですから。

午前中で60人ほどの回答をいただくことができました。午前中の作業が終わったら集計をして、中間報告を本部へ行います。(研修時に貸し出される)タブレットの専用ソフトに人数など入力して送信するだけで簡単作業です。

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昼になると有権者の数はめっきり減りました。そんな有権者が少ない時間帯はひたすら暇でしたね。少ない有権者を他社の調査員ととりあうわけですからそれなりに気も遣いますし。

あと、一日を通してこの仕事は立ち仕事なので、暇だからといってどこかに腰掛けることができないのは少々辛いなと思いました。暇な時間は他社の調査員も同じく暇で、政治の話などしてひまつぶしをしていました。ライバルとはいえど、そんなときは話し相手がひとりでもいると時間が過ぎるのを早く感じるものです。

勤務時間が終了したら午前中と同じく午後分の集計を行って、タブレットで本部に報告して終了です。選挙出口調査バイトの1日を終えた感想としては、結構楽しかったということです。有権者にお声がけをして立て続けに断られたことや立ちっぱなしの業務である点は少々しんどいなと感じました。ただ、自分のペースでできる自由なバイトですし、政治に関していろんな意見があることが分かったなどいろんな発見になりました。あと、時給も1000円超えで交通費等別途支給など条件もなかなか良かったです。

  (選挙関連のアルバイト体験談 30代男性)

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