私は39歳のときに、派遣のCADオペレーターから、事務職に転職をしました。
派遣のCADオペレーターをやっていた期間は約9ヶ月です。それ以前は3年ほど、Webコンテンツに関わるオペレーターをしていました。
派遣社員から正社員への転職を考えたのは、派遣切りにあったためです。大きな企業で働いていたのですが、その年の売り上げがおもわしくなかったことから、経費のかかる派遣を更新しないという方針を伝えられました。
正社員登用前提の仕事だったにも関わらず、契約を打ち切られることになってしまったのでショックでした。また、正社員登用予定の仕事でそういう目に遭うとは夢にも思っていなかったので大変驚きました。
次の契約更新がない、ということが分かった段階で、私は、正社員での雇用を目標に仕事を探し始めました。職種には、取り立てて強いこだわりがありませんでした。
・転職サイト(求人サイト)・ハローワーク・職業あっせん会社
それらを利用し、仕事が決まるまでのあいだ、精力的に転職活動を行いました。
履歴書を何枚作成したのかも思い出せないほどです。
現在は当時より「人手不足」となっているため決まりやすいかもしれませんが、そのころは、まだそれほど「人手不足」という話も出ていなかったため、転職活動は困難を極めました。
ほとんどが書類選考で不採用になり、面接までたどりつける求人もそれほど多くはありませんでした。
やはり年齢が上がれば上がるほど、どうしても転職活動は大変になるものだと身をもって実感しました。
転職活動をしている間は、焦りと不安でいっぱいでした。不採用の通知が来るたびに、かなり落ち込んでいたものです。
私は既婚者ではありますが、夫1人の収入では、やはり、どうしても生活が苦しくなってしまう状況でした。そのため、早く転職先を決めて家計を安定させたい、間を空けずに仕事をしたい、という思いが非常に強かったです。
毎日ハローワークのサイトを見ては紹介状をもらいにいっていたことが、昨日のように思い出されます。
結果的に希望していた正社員の仕事に転職することができました。また、派遣時代よりも仕事自体が楽になったのに給料は大幅アップ。
転職活動を頑張って良かったと思っています。
派遣切りが決まったのが1月で、新しい仕事が決まったのが4月20日すぎでしたかた、転職活動期間は3か月半ほどでした。
転職先は小さな設計会社の事務職で、正社員での求人でした。
実は同じタイミングで派遣の仕事も1件決まっていて保留の状態だったのですが、将来的な安定を考え、「また派遣切りにあっても困る」という思いから、正社員での仕事に決めました。
(私の転職成功談 40代女性)