二人目出産後の正社員(事務職)への転職(転職活動の体験談 40代女性)

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私は20歳のころから事務の仕事をずっとしてきました。

今のご時世、就職がしやすくなってきているとはいえど、もう40代、そして一般事務の仕事は0.3パーセントと職安に行って探してもほとんどありません。

若しくはとても大変なお給料に見合わない仕事であったり入った人が直ぐ辞めてしまいまた求人が出ている、というようなところばかりの印象でした。

5ヶ月就職活動をしてみて事務職での転職は厳しいと感じました。

私には小学校1年に上がるちょうど小1プロブレムの息子がおりそして妊娠していました。

前職が会計事務所で夜11時まで残業しても終わらない激務をしていました。

そんな会社で勤務をしていたので妊娠初期で仕事中に大出血してしまい切迫流産で仕事ができなくなってしまいました。

子供が二人でもうすぐ小学校に入る上の子とこれから産まれてくる下の子をこのような職場で育てていけるのかとても不安になり転職の二文字が頭をよぎりました。

夫は夜勤と昼勤の交代勤務にもう少しで勤務体系が変わる。交代勤務になると土日もいないことが多い。夜はほとんど一人で全ての子育てをしなければいけない状況で残業ができないとは言えない会社でした。

なんとか50パーセントの確率しかない中下の子を出産し、5ヶ月位から転職活動を始めました。

その頃には39歳から40歳になっており40歳の年齢の壁と乳児がいる母親という足かせが転職活動に付きまといました。

職安に行くのもまだお座りもできない赤ん坊と一緒。泣いたり暴れたりしてゆっくり相談員の方と話もできないが職安に子供連れで行っていいということにありがたさを感じました。

しかし、面接は子どもを置いていかなくてはいけない。親は両方の親ともに遠方で預かってもらって面接に行くことができない。

だんだん会計事務所の復職のリミットは迫ってくる。 

1年生になった息子に嫌がる宿題をさせながら0歳の下の子をみながら就職活動をするのはとてもつらく大変なことでした。

いくつか夫が休みの日に合わせて面接ができるところは面接をしましたが、0歳の子供を見ているということはマイナスに捉えられ休みは、残業はどうするのと聞かれました。

2社面接をして両方だめでした。その時は、国民総活躍社会なんてちっとも浸透していないじゃないかという悲しさと1人目もこうやって働きながら育ててきたけれど2人目ができると今まで通働いていけるのだろうかという不安でした。

私は子どもは一人と決めていました。前の会社はとても忙しく休みが取れなかったから。

でも上の子が兄弟が欲しいと言い出してあまりに毎日言うので願いをかなえたいと思ったので。その時点で今の会社を続けることの難しさを感じていました。

子供の参観日にも行けなかったので。ちょうど復帰の1か月前に面接をした事務職に合格し転職することができました。

事務で45人応募があったそうです。やはり事務の正社員は難しいです。それを聞いたときに少しゾッとしました。

今の会社はお給料がとても安いです。昇給もなければボーナスもありません。ですが定時に帰れます。

子育てをしていても二人目でも乳児を抱えていても40代でも転職は出来ます。

40歳になったとしても、0歳児がいたとしても、自分の力を信じて転職活動をしてみて下さい。子供との時間を作ることができますよ!

 (転職活動の体験談 40代女性)

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