希望職種によって転職活動期間が変わってくるものだと実感した話(30代女性)

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現在30代の女性です。22歳で大学を卒業したものの、当時は就職氷河期で内定を取れないまま卒業しました。

卒業後非正規雇用で最初に就職したのは子ども専門の写真スタジオでしたが、4月から12月までの期間限定ということでその先は雇用期間を延長するかどうかはわからないと言われました。

しかし当時は仕事に就けただけでもいいと思い、その条件を受け入れて12月まで勤務しました。

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11月には雇用先から1月以降の更新はしないということを伝えられたことから、すぐに1月からの転職先を探すために転職活動を始めました。

その雇用先には私と同じ立場で働いている人があと2人いたのですが、3人とも転職活動をしていました。

1人は販売職を希望し、別の人は事務職を希望していました。

私も最初は医療事務の資格を所有していたこともあり、医療関係の事務職を希望していたのですが約半年間20もの医療機関の面接を受けて全て不採用でした。

不景気ということもあり1人の採用に対して100人近い希望者が殺到していたこともあったようです。

そのため医療事務希望でこのまま就職活動を続けても内定が取れないだろうと判断し、学生時代からの友人が勤務していた介護施設に応募することにしました。

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実はその友人からは以前から人手が足りないからという理由で大学卒業した頃からうちに来てほしいと言われていました。

私は介護に関しては勉強をしたことがなく未経験であるということと、給料の安さやシフト制による昼夜逆転生活になじめないだろうと思って断り続けていました。

しかしながら学生時代から合わせると100近い就職試験に落ちて未だに正社員として勤務できないことに対して焦りを感じた上に、介護職であれば将来絶対に就職先に困らないだろうと思って自分には合っていないかもしれないと思いつつも応募。

とにかく人手が足りないという理由からその場で内定をもらいました。

仕事は翌日から研修という形で行くことになり、バイトをやめた翌月から正規採用されました。

一方で販売職を希望していた人は約1か月後に10社程度受けて正社員として採用され、事務職にこだわって転職活動をしていた人は1年近く転職活動しても全く採用されず、最終的には実家から通勤することを諦めて都会に出て事務職に転職できました。

当時は求人自体が少ないこともあり、希望する職種で転職活動期間がこんなにも変わるのだと実感するとともに本当に大変だったと思い返してしまいます。

 (転職活動の体験談 30代女性)

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