大学生はとにかくお金がかかります。一定基準を満たせば奨学金をもらうことはできますが、学費以外にも、下宿代、サークルコンパ代、ゼミ旅行代、オシャレ代、・・と飛ぶようにお金はなくなっていきます。
ですから、よほどお金持ちでない限り、大学生の多くはアルバイトをしているわけです。私もそのひとりです。
そんな私が大学生・高校生にお勧めしたい楽なアルバイトは100円ショップ店員バイトです。
私にとって、人生初のアルバイトが100円ショップ店員でした。地方から出てきた私は下宿にそろえるコップやお皿を買いにたまたま、デパートに入っている100円ショップに入店。そこでこちらもたまたまですが、求人広告が掲載されているのを見ました。
大学入学を控え何でもいいからアルバイトもしたいと思っていた私は、店員さんに声をかけていました。数日後に、店長が面接をしてくれて、無事に採用されました。
100円ショップの仕事は、主に「レジ打ち」と「品出し」に分かれています。大学生の女性スタッフは主にレジ打ちを担当していましたが、それは日によりけりでした。
100円ショップのレジ打ちは一見すると大変そうですが、いざやってみると、かなりラクでした。なんせ、値段が100円に統一されているからです。
ほんの一部は200円や300円の商品はありますが、すぐに見分けはつきますし暗記しなければならないというほどではありませでした。少なくともスーパーのレジより楽ですね。
品出し業務は、バックヤードと売り場を往復して商品補充をするというものです。100円ショップは商品類が多いので、どの場所にどの商品があるかを覚えることが重要になります。
実際のところお客様から「洗剤を探しているんだけどどこにあるかしら?」みたいに置いている場所を聞かれることも結構ありました。
うまく回答出来たら感謝されますが、戸惑っているとクレームにつながる可能性もあります。私の場合、最初はメモ帳を持って、商品の場所など積極的に覚えていきました。半月もあれば答えられるようになりました。
私が働いていた100円ショップは、シフト制で、自分の好きなように働きたい日を申請できたのもラクでした。
例えば大学のテスト期間中ですとか、友達と海外旅行に行くといったときには、事前に申請しさえしていれば、全く問題なく休むことができました。100円ショップにはたくさんの人々が働いていますから、スケジュールを調整しやすい職場なんだと感じました。
そんな意味でも、100円ショップバイトは高校生や大学生など学業との両立をしなければいけない立場の人にかなり適した職場なのではないかとも思います。
なお、私が働いていた100円ショップは雑貨類メインだったので特に考えなくても良かったのですが、食品を扱う100円ショップも一部あります。そういった100円ショップはスタッフが調理をすることもあって仕事が自ずと多くなります。例えば、焼き芋を焼いたり揚げ物をつくったりです。
ですから、もし楽なアルバイトを100円ショップに求めるなら、雑貨類のみ扱っている100円ショップがおススメですね。特に雑貨類が好きな人は100円ショップバイトはいろんな商品も見れて楽しいと思いますよ。
(大学生 20代女性)