コツを掴んだら意外とラクだった、知事選挙の出口調査アルバイト体験談(楽な短期バイトの体験談 40代男性)

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フリーターのとき、知事選挙の出口調査の短期バイトをやったことがあります。このアルバイトはコツを掴んだら結構楽でした。




事前に4時間ほどの研修があり、知事選に関する基礎知識、アンケートで有権者に質問する内容や受け答えの仕方など学びました。この研修でも時給1000円ほどが支給されました。

知事選挙当日は、各自、早朝に割り振られた現場に向かいます。現場は、選挙会場の出口付近ということになります。

そして選挙の投票が始まり、選挙を終えた方々が出口から出てきたら、お声がけをしてアンケートにご協力いただくのです。

それらのアンケートを集計して報道機関は開票速報を出すわけです。

この知事選挙の出口調査バイトは、朝から夕方までで日給は1万円ほどあったと思います。

あらかじめノルマの枚数があり、午前と午後でアンケートの有効枚数とその現場での集計結果を本部にメールで送ります。

開始当初、選挙を終えた有権者に早速お声がけをしていきました。なかなかアンケートに協力してくれませんでした。

はなから無視されるか、少し話を聞いただけで「結構です」と断ってくる人がほとんど。

逆の立場に立ってみたら、アンケートに回答しても何のメリットもないですし、なかなか協力してもらえないもの当然です。数分の時間といえど、足止めを食らうより急いで帰宅してテレビでも観た方が有意義な時間の使い方と言えるでしょう。

ですから、午前中はノルマの半分の枚数を達成できませんでした。

投票時間が始まった時間帯は有権者はそれなりに多いですが、昼過ぎくらいになると有権者の数は減ってきました。ノルマを達成できるのか焦りました。

そして何より、お声がけしてもなかなかアンケートに回答してくれないことで精神的に滅入ってしまいました。自分自身の存在そのものを否定されているように感じたからです。

ただ、長時間やっているうちに、少ししたコツをつかみました。




それは、出口から見て目立つところに立ち、有権者と目が合ったら、会釈をしたり笑顔をふりまくこと。

すると、立ち止まってアンケートに協力いただける確率がぐんと高まりました。少ししたことですが、おそらくそうすることで、有権者は、初対面である出口調査員にも親しみを感じ、立ち止まってもいいかなと思うのだと感じました。

そういった工夫をしたこともあって、夕方の4時頃に無事、ノルマの枚数をクリア。問題なく選挙出口調査バイトを終えました。

選挙出口調査バイトは今から振り返ってみると、結構楽しかったようにも思います。短い時間でしたがそれぞれの有権者とコミュニケーションをはかれたのは良い経験になりました。

一票を投じるにもそれぞれの有権者はいろいろなことを考えていることを知ることができ、その日を機に政治に対する関心が高まりました

 (楽な短期バイトの体験談 40代男性)

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