今までやってきたアルバイトの中で一番楽だと思ったのは交通量調査のアルバイトです。先日はとあるオフィス街の交通量調査に参加してきました。
この交通量調査バイトは単発のアルバイトで、日給が7000円から11000円ほどとその楽な仕事ないようにしてはとても割がいいアルバイトです。30代から40代のフリーターの人を中心に大学生、60以上の高齢の方まで幅広くアルバイトに参加しているという印象です。
その仕事内容は車や歩行者の数をカウントして記録をつけていくというものです。国道や県道の交差点などが調査ポイントで、小さいパイプ椅子に座ってカチカチ数を数えるカウンターをしながら車の台数を数えていくという簡単なアルバイトです。
調査にもよって違いがありますけれども大体は朝の7時から夜の7時までの12時間が調査時間です。3名一組になってローテーションを組んで交代で休憩を取っていくというスタイルで、2時間調査したら一時間休憩というサイクルを繰り返していきます。ですから一人当たりが調査をしているのは12時間のうちの2/3つまり8時間ということになります。
調査時間はただ車の数をカウントするだけです。音楽を聴いたりスマホをいじったりといったことはできませんけれども、とにかく気楽にできる作業であることは間違いないと思います。居眠りせずに車の数さえカウントしていれば誰かに怒られることもありませんし、仕事内容があまりにも簡単なので仕事がうまくできず叱られるといったこともまずありません。
そういったこともあってか交通量調査のアルバイトは、人間関係があまり得意ではないという人か多いという印象です。フリーターの人に話を聞いてみても、大抵は人間関係がうまく構築できなくて仕事を辞めてしまって、交通量調査バイトに参加してるみたいな人が多かったです。
まあいってみれば人と話をしなくてもただ黙々と車の数を数えてるだけで、結構な日中はもらえるのですからそれほどおいしいことはないわけです。
そんな私もどちらかと言うと人とコミュニケーションをとるのがあまり得意でなくて、特に厳しい人に叱られるなど上下関係が厳しい職場は苦手としてます。ですから交通量調査バイトは、そういった人間関係のしがらみに悩むことなく気楽にお金を稼げる楽なアルバイトというわけなのです。
と言ってもそれだけ楽に稼げるアルバイトなだけに、交通量調査バイトは意外と人気が高いです。アルバイト求人サイトでアルバイト求人雑誌に園求人情報が掲載されると、応募の電話が殺到しなかなか求人もとに電話が繋がらないと言ったことも結構あるものです。
それだけこの交通量調査バイトの美味しさを知ってる人が多いということなのだと思います。とはいえ交通量調査バイトは常に楽なのかと言うとそうでもないというのが正直なところです。
例えば真夏の日には太陽を遮るものがない路上での仕事なだけに、かなり過酷な現場となります。もちろん仕事内容は変わらないので簡単で楽なのですけれども、とにかく暑さがしんどいというわけです。また逆に冬となるとその寒さを耐えるのもしんどさに含まれると思います。
ですから春や秋など過ごしやすい季節に交通量調査バイトをするのがおすすめです。春は仕事の案件が少ないのですけれどもとくにあきは交通量調査バイトの繁忙期なのであちこちで募集がなされているので、一番稼ぎどきです。
交通量調査バイトの仕事内容について簡単に説明しました。ただこの交通量調査バイトは向き不向きがあると思います。一人で黙々と作業するのが得意な人のとってはかなり楽なアルバイトだと思います。一方で誰かと話しをしていなければ落ち着かない人や忙しく動き回ってるのが得意な人にとっては苦痛を伴うアルバイトになってしまうかもしれません。
(楽なアルバイトの体験談30代男性)