私が転職を決意したきっかけは「インフルエンザでも休ませてもらえなかったこと」です。
インフルエンザだったら出勤停止、治るまで来ないでくれというのが当然だと思っていました。それが「電話出来るんだったら来てよ」「本当にインフルなの」と当時のマネージャーから疑われるような発言をされたのです。
以前からマネージャーは自分の休みたい日に休んだり、会議という理由でマネージャー仲間と外に出かけてなかなか戻って来なかったり・・そんな適当な人でした
それがインフルエンザだと言っているのに来てとか本当にインフルなのかと疑われてしまったことでこの職場で働こうという気持ちが一気に冷め、本気で転職をしようと思いました。
当時は接客業だったのでインフルエンザには特に気をつけていて、予防接種もしました。
それでもかかってしまったことに対してマネージャーが激怒し「インフルエンザで休むなんてありえない」「てか社会人としてインフルエンザにかかるってどうかしてる」と「インフルって言っても動けるうちは出勤してよ」と言われました。
マネージャーと本社の担当者と面談をし「反省文を書け」と命令されました。
確かに、インフルエンザにかかってしまったことで他の方に迷惑を掛けてしまったことは事実です。
それに対しては本当に申し訳ないと思いますが、社会人でインフルエンザにかかったらダメという趣旨の発言はどうなのかと疑問に感じました。
学生だろうが社会人だろうがインフルエンザにかかってしまうときはかかってしまいます。
どんなに気をつけていても、なるときはなります。
インフルエンザで出勤して他の人に感染させて、パンダミック状態になってしまう方が危険なのではないかということも反省文に書き「この職場はインフルエンザでも休ませてもらえないことが分かりました。
これからインフルエンザにならないという保証はできないので続けるかどうかは考えさせてもらいます」という趣旨の内容を記しました。
インフルエンザ問題から数日経過して、職場が閉店することが決まりました。
閉店するなら辞めるチャンスだと思い、インフルエンザの季節になって「なってしまったらまた怒られる」と考えながら仕事を続けたくないので、閉店と共に職場を去りました。
職場を去って、転職をするのにあたって「インフルエンザでもきちんと休ませてくれそうな雰囲気か」というのを重視したいと思いました。
自分の自己管理も大切ですが、インフルエンザでも休ませてもらえることの方が大事でした。
それから色々な職場を経験し、休みに寛大なところとそうではないところありましたが、休みに寛大な職場の方はモチベーションが下がることはあまりなく、業務も続けやすいということが分かりました。
(転職の体験談 30代女性)