大学生やサラリーマン・OLなどに大人気のアルバイトのひとつに、試験監督バイトがあります。募集があればあっという間に枠が埋まってしまうほどの人気ぶりです。
そんな試験監督バイトの仕事内容について今回述べてみたいと思います。
試験監督バイトの仕事場は、模擬試験が行われる学習塾、資格試験が催される会場など。そういった会場で、試験が予定通り無事に終わるように補助的な役割を担う。それが試験監督バイトです
現場によって何を任されるかは違っていますが、私が経験した試験監督バイトの仕事内容は大体以下のような流れでした。
<試験前>
朝、指定された集合場所にて集合。服装はスーツです。まずは注意事項などの説明があり、指示に従って会場設営の準備に分担してとりかかります・
試験が行われる教室では机や椅子を指定された配置に並べることから始まり、試験の注意事項を黒板に書いたり、会場を示す紙を貼りだりしたりといったことを行います。
試験時間が迫ってきたら教室に入って当日の説明、問題用紙と解答用紙の配布などをこなしていきます。非常に張り詰めた空気感だただよう時間ですが、こういった一連の作業は学習塾なら常勤講師が正監督をつとめます。
大学生などアルバイト試験監督は補助的な役割を担うにすぎませんから安心です。とはいえ、慣れないうちは、毎回緊張していましたね。
<試験中>
「始めて下さい」の合図で試験が一斉にスタート。会場を廻って、不正行為がなされていないか監視したり、トイレに行きたい人の誘導を行ったりします。資格試験では顔写真の貼った受験票と本人の顔を照合しながら巡回していくこともあります。
試験中に何かトラブルが起きたら大変ですが、そういったことはほとんどありません。いかに素晴らしい仕事をするかというより、いかに時間つぶしをうまくできるかがテーマとなるといっても過言ではありません。
後ろに置かれている椅子に座って監視業務を行う場合と立ちっぱなしで行うときがありました。後者の場合、少々足が疲れましたね。
<試験終了後>
試験時間が終了したら解答用紙を回収。枚数を数えて封筒に入れたら受験生の退出を誘導して、あとは後片付けを行っていきます。
試験監督バイトの時給は1000円~1200円ほど。簡単な作業ばかりで体力を使うわけでもないのになかなかの金額でしょ!私は非常に割の良いアルバイトだと感じました。
大変だったことは特に思い当たりませんが、。慣れないうちにはいろいろ緊張したというのは思い当たります。
万が一、試験問題の枚数を数え間違えていたらどうしよう・・、カンニングしている人を発見してしまったらどうしよう・・などと不安になったものです。そのほぼ全ては鳥越苦労にすぎませんでしたが・・
でも、そういったことも2~3回現場に入ったら緊張しなくなりました。
ちなみに試験監督バイトは、学生だけでなく、サラリーマンやOLの副業としても人気があるそうです。それは試験監督バイトが土日祝日に多くて気軽に楽に稼げるからなんだと思います。
(楽なアルバイトの体験談 20代女性 大学生)