私は現在大学職員として某大学で働いています。主に大学生のサポート業務が中心。学生たちを陰から応援する立場としてやりがいを感じながら勤務しています。
大学卒業後、IT関連会社で勤務していました。それなりにやりがいもありましたが、とにかく多忙で休みも返上して働かねばならないなど、色々な面で無理を感じました。
その当時、私は新婚で息子が産まれたばかりでした。より安定した仕事に就いて家族サービスもしっかりできる男になりたいと思うようになりました。そこでこっそり転職活動を開始することにしました。
転職活動で活用したのは転職エージェントのパソナキャリアです。転職エージェントの強みは、条件の良い非公開求人が転がっているというのと、担当者に分からないことを相談できるという点です。
私の場合、転職活動を始めた当初「安定していて家族サービスをしっかりできる仕事」という漠然としたイメージしかありませんでした。それが転職エージェントのキャリアアドバイザーにいろいろアドバイスを受ける中で、具体的に職種を絞り込むことができていったと思います。
そんな転職エージェントのキャリアアドバイザーからのアドバイスもふまえ私が興味を持ったのは大学職員の仕事です。
通っていた大学で大学職員の方に、履修科目や学費納入のことやなどいろいろアドバイスしてもらったことも良い想い出として残っていました。
学生時代、大学という自由に学問ができる環境が好きでしたし、次は私が学生たちにいろいろアドバイスする立場になりたいと思いました。
大学職員になるための試験は、書類選考の後、1次試験として教養を問う筆記試験があり、2次試験として面接が設けられていました。
大学にもよるでしょうが、特に一次試験の突破がキーになると感じました。筆記試験では時事問題、英語、資料問題、読解問題などが出題されました。
何とか採用試験を通過し、晴れて大学の正職員になることができました。
大学職員の仕事は細々といろいろな仕事内容があります。例えば、履修科目相談、学費納入に関する相談、留学手続きの手伝い、進路相談、研究者のサポート、広報活動の補助、大学説明会の開催など
スケジュールとしては朝8時半に出勤。午前中は書類作成やメールチェックなど事務作業に追われます。1時間の昼休みの後は、引き続き事務作業をしつつ打ち合わせなどこなし18時に退社します。
仕事に対するやりがいとしては、学生たちを陰から応援できるということですね。大学生たちは将来に無限の可能性があります。そんな彼らをサポートできる立場にあるというのは本当にありがたいことだと日々感じています。
自分自身の大学時代の経験だも生かせますし、若いパワーを身近に感じることで自分自身も元気になれます。
大変なこととしては、仕事内容が煩雑なためひととおり覚えるのはそれなりに時間がかかりました。あとは各大学では留学生の受け入れが進んでいるので、英会話力を磨いていないといけないということ。
ただ、一度慣れてしまえばルーチンワークになりますし、分からないことがあれば長年勤めているベテラン職員たちが助け舟をだしてくれたので安心でした。
転職の結果、給料は前職よりも上がりました
。また、休暇はしっかりとれるようになり家族サービスにもしっかり時間を割くことができるようになりました。
転職活動を始めた当初はどうなるのか全く先が見えませんでしたが思い切って転職を進めて良かったと感じています。あと、転職エージェントのパソナキャリアに登録したのですが私の場合、転職活動を加速させる大きなきっかけになりました。求人に関する情報を得られたこともそうですが、転職市場のプロであるキャリアアドバイザーから、さまざまななアドバイスを無料でいただけたのがありがたかったです。
(転職の体験談 20代男性 正職員)