初めて就職した会社はその時急成長を遂げている会社で、すごく勢いが活発な会社でした。
女性も男性と同じようにバイタリティーのある仕事を任せてもらえる会社でしたが、逆にそれが私には合わないとずっと思っていました。
かなり夜遅くまで残業をしなければならなかったですし、正直心も体も疲れ切ってしまいました。
そして私の同期や先輩も次々と退職していき、私ももうそろそろ限界かなと思い、その会社を退職しました。
退職してからしばらく資格取得のための勉強をしたり、疲れを癒すために3ヶ月ほど仕事をお休みに、そこからまた働き始めるために求職活動をしました。
仕事を辞めてから勉強したり、自分なりの過ごし方をしていましたが、だんだんと疲れも癒えてきて、時間を持て余すようになってきたのも事実です。
実家に御世話になっていたためお金の苦労はありませんでしたが、それでも居心地は悪かったです。
いい年した大人が働きもしないで四六時中家にいるのは学生の頃とは違って、やはり親も心配しており、居心地の良いはずの自宅がとても居心地悪く感じました。
そこから徐々に転職活動を初めました。前の会社で経験したことを考えて、自分は誰かをサポートする仕事が向いていると思いました。
そのため事務職やアシスタント業務を中心に転職活動をしました。
ちょうどタイミングが良かったのか、うまくお給料や勤務地、仕事内容が合致するお仕事を見つけ、そちらに応募。
無事お仕事をさせて頂けることになりました。
当初パソコン操作があまり得意ではなかったのですが、パソコンの勉強をしたり自分なりにスムーズに仕事に取り掛かれるように頑張りました。
新しい職場は最初こそ慣れるのは大変でしたが、その後は少しずつ仕事を任せられるようになりました。
基本的に事務作業やサポート業務だったので、自分にはとても合っていました。
自分がきちんと頑張らないと誰かの業務に支障が出てしまうということで、本当に責任持って取り組むことが出来ました。
そこでは様々な分野のお仕事をさせてもらって、自分がやりがいを見つけられる仕事、自分に合う仕事はこういうものだんだな、ということがよくわかりました。
転職活動をしてそれは本当に良かったことです。
私は自分が一生懸命取り組める仕事ってないんじゃないかと前職ではとても悩んで、本当に落ち込んでいました。でもやりがいを持って取り組める仕事を見つけることが出来たのです。
なので毎日仕事に行くのが前職の時とは違って、苦にならなくなりました。それは本当に自分にとっては大きな出来事でした。
(転職の体験談 30代女性)