私が初めて転職をしようと思ったのは22歳の夏頃でした。
私は、専門学校を卒業後、リーマン・ショックの影響で就職先が決まっていなかった為、当時はアルバイトをしながら生計を立てていましました。
当時はスーパーで働いていましたが、上司がとても酷い人だった事、仕事に対する不満が非常に大きかったので転職を決意しました。
まず最初に自分はどんな職種で働きたいかを考えました。
私は高校を卒業後、パソコンの専門学校に通っていた事、働いている仕事が自分に合っていないことを踏まえ職種を事務職に絞りハローワークで求人を探し始めました。
ですが、当時の私は『働ければ何処でも良い』という考えだったので、勤務地や給料、休日などの条件は考えずハローワークで検索して良いと思った所に片っ端から応募していました。
もちろんそんな考えでは、まともな企業は採用したいと思うはずもなく、大抵の所は書類選考で落とされていました。
そして9月に無事にとある企業から採用を頂きましたが、ハローワークの求人と業務内容が違う事や社内の人間が酷い人ばかりだった事もあり1ヶ月もしない内に退職しました。
この経験から、転職する際には自分の中で条件を付ける事や事前に企業の事を調べる事が大事だと私は学びました。
そして2回目は私が23歳の時に転職をしようと思いました。
当時の私は非正規雇用で働いていた為、これから先の人生に漠然とした不安を抱いていました。
当時は、また接客業で働いていましたが今回も事務職に絞り職種以外の条件を給料や休日、実家暮らしだったので、家からの距離を踏まえ探していました。
この時の転職活動では5社程受けました。もちろん書類選考にすら通らなかった企業もありました。
ですが書類選考に通った企業の面接では『専門学校で自分が学んだ事を活かしたい』という気持ちが相手に伝わるように自分なりに工夫して話す事、話す時はハキハキとした喋り方で相手に伝わるように話す事を意識しました。
また事務職は未経験だったので、その事も面接官に伝えそれでも頑張って働きたい事も言いました。
そしてとある企業から採用を頂き6月の頭から働き始めました。
採用されて1年はパート勤務でしたが、2年目からは正社員として採用されました。
2回目の転職は、最終的に正社員として働く事ができたので、毎月の給料が固定給で貰える事の嬉しさや、仕事に対しての責任の重さなど、1回目の転職とは比べ物にならない程得るものが多かったです。
(転職活動の体験談 20代女性)