怠けがちの在宅でのリモートワークにうまく適応するコツ

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昨今、世界的に流行の兆しがあると見られる新型コロナウイルスの問題によって様々な企業で、リモートワーク導入の動きがあります。

リモートワークとは、簡単に言うと、インターネットを活用して自宅で会社の仕事をするということです。一見すると、リモートワークは、楽で自由そうで良いなと思いがちですけどそうは思いません。うまく適応するためにはいくつかのコツがあります。

私は20年近く在宅でリモートワークをしており、会社に通勤してしてる人からは電車に乗らなくていいなあと羨ましがられる場面も結構あります。

しかし、自宅で仕事をするというのは、実際にやってみるとなかなか難しいものです。今でこそかなり改善されましたが、リモートワークん始めて一年くらいは自己管理ができず、上手く仕事できませんでした。いろいろ試行錯誤するなかで、在宅でのリモートワークにうまく適応するコツについて述べたいと思います。

毎日細かく計画を立てて作業する

会社オフィスに通勤して仕事をしている人は、その日にやらなければいけない仕事というのは、肌感覚でわかるものです。もし進捗状況が悪かったりすると上司から叱られてしまうわけですし、会社全体に迷惑がかかります。そこあたりが会社にいると雰囲気でわかるわけです。

一方で自宅でのリモートワークの場合、監視する人もいないわけですから、一気に緊張感がなくなってしまってしまいます。すると人によっては一気に、自己管理をすることはできなくなってしまいます。

私もそのひとりでした。会社勤めをしていた時は、社内では生産性を上げていた自負があるのですが、自宅でのリモートワークを始めてからは生産性が一気に下がりました。納期を遅れてしまうこともしはしば、、

理由を分析してみたところ、自宅では緊張感がなくなってしまっていて、無駄にしている時間が多くなったことに気づきました。

そこで、工夫をしました。それは毎晩、次の日にやる仕事を書き出してから寝ること。仕事の休憩時間、食事の時間含め私の場合、小さいホワイトボードを自宅に用意してそこに書き込んでいます。

朝は起きたら布団を片付けます。敷きっぱなしにしていたら、布団でゴロゴロ怠けてしまうからてす。そして、決められた時間に作業をスタートします。完了したタスクはリストから外していき、新しく発生した仕事については、随時ホワイトボードに記録していきます。

そして1日が終わった時に、今日どれぐらいの仕事をこなせたかどうか、ひとり会議を行います。もし仕事量が少なかった場合なぜそれしかできなかったのかを分析して今後どうすれば良いかを検討します。

なお、会社からあらかじめ勤務時間が指示されている場合は、それに忠実に従うことで怠けるリスクはかなり回避できます。

自己管理能力の低い人は私も含めて、紙またはホワイトボードなどに、やるべきタスクを書くということをお勧めします。書くことによって潜在意識の中にそれが組み込まれて仕事をやらなければならないという気持ちが高まる効果があるからです。

音楽をかけて作業する

在宅ワークの場合、どうしても孤独との戦いになります。会社オフィスなら同僚たちとのさりげない会話や聞こえてくる雑音がリフレッシュをする良い機会になるもの。

しかし、ひとりで作業する場合、そういったことがありません。コミュニケーションをはかる相手がいないというのはまず辛いと感じるようになります。

私の場合どちらかというと一人でいるのが好きなタイプですがそれでもしばしばそんな気持ちになりました。

そのような状態から解放されるために音楽をかけて作業するということを私を実践しています。眠たくなるような音楽ではなく、テンポのよいクラシックやジャズ、タンゴといったのがよいかと思います。

注意点として、日本語の歌詞が入っている音楽は、お勧めしません。その場合どうしても日本語歌詞につられて集中力が途切れてしまいがちになり仕事に集中できなくなってしまうからです。

仕事環境を徹底的に整える

自宅でのリモートワークをが長期化する場合は特にそうですが、仕事場の仕事環境を整えるということは非常に重要になるかと思います。

私の場合、在宅でのリモートワークを始めた当初、集中力を保つことができませんでした。

ある日その理由を分析してみましたところ、仕事環境が自分に合ってないということがわかりました。

特に掃除もしておらず、書籍が山積みになっており、さらに椅子の高さも低すぎて、机は狭すぎて、、と快適さを感じられる空間ではなかったのです。

そういったことを考えてから、私は徹底的に仕事場を自分にとって快適に感じる空間に改造するようになりました。明るい蛍光灯に照明を変え、広めの机にしてさらに落ち着くように仕切りを付けました。

椅子については、レストランにあるような硬い椅子から背もたれのついたデスクチェアチェア変えました。またパソコンについては11インチのノートパソコンしか持っていなかったのですが、ワイドサイズのデスクトップパソコンを購入しました。画面が大きいと文字も大きく見やすくなり、ストレスが緩和されると思ったからです。

あとは小まめに掃除をすることですね。ゴミひとつ落ちていないピカピカの部屋なら自ずとやる気は高まるものです。

そのように自分にとって快適な仕事環境に変えることで、集中力をがどんどん上がってきました。また、それまでは、椅子に座るのがまでに時間がかかっていたのが、改造後は、スムーズに仕事に入ることができるようになりました。今から考えてみると、自分にとっていかに楽しさや快適さを演出するかが、やる気を発揮するために重要だと思います。

自分へのご褒美を設定する

一人で自宅にて仕事を行っていると、マンネリ化してしまいます。それではどれだけ仕事へのモチベーションが高い人でも長く働くことは難しいでしょう。

私の場合、あまりにも楽しみがなく、仕事だけ延々としていると、どんどん気持ちが暗くなっていきました。そして、この状態をいつまでこれから続けるのだろうと考え出すと、負のループが始まってしまいました。

そこでメリハリをつけるためにも、将来の楽しみごとを設定することを意識するようになりました。するとモチベーションがどんどん高まっていきました。

私の場合、

スーパー銭湯入浴しに行こう
マッサージ店でマッサージを受けよう
週末に旅行に出かけよう
欲しい高級ペンを買おう
美味しいデザートを食べよう

いったことを設定していました。いってみれば、自分へのご褒美を用意するということです。これを設定することで、モチベーションが高まってきて、集中力も高まったように思います。

服装に気を配る

自宅では、誰も見ていないわけですから。服装に気を配るというのは、変な話ですが意外と重要なことだと私は考えています。ただ、どのような仕事でもスポーツでも形から入るといいますが、服装を整えることによって、気持ちにもスイッチが入るものです。

在宅のリモートワークを始めた当初は、パジャマで仕事を行っていました。ところがそれでは怠けてしまうと言いますか、ベッドでゴロゴロして30分寝るかみたいな状態になってしまうわけで、、。それでは仕事の生産性が上がるわけはありません。

これでは駄目だと思っていろいろお試してみたところ、一番効果があったのは、会社勤めをするかのごとくスーツに着替えて仕事をするということです。ネクタイもしっかりと閉めて仕事をしてます。

そのことによって、あたかも自宅は会社のような感覚になるためか、緊張感がのスイッチが入るのです。そして不思議なことに生産性は上がってきました。

スーツを着る必要は必ずしもありませんが、仕事は仕事、プライベートはプライベートと自分なりに線引きをすることが重要ということです。

まとめ

在宅でのリモートワークにうまく適応するには、自己管理を徹底して行う必要があります。そうしなければ緊張感がなくなり、生産性が落ちてしまうからです。計画表を作ったり、仕事場のかんきを整えたりすることにも効果があります。

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