私は大学生のとき、模擬試験採点の短期バイトをしたことがあります。私がそのとき経験したのは中学生が受ける模擬試験の採点でした。皆さんも学校や塾などで模擬試験を受けたことがあるかと思いますが、その採点をやるというのが仕事内容なんです。
まずは採用試験があって、履歴書による書類選考の後に筆記試験がありました。筆記試験では希望する教科の試験を受けました。少し身構えましたが、「中学校に習ったあ時の知識なんか忘れてしまってて、全然できなかった」と話していた友達も採用になっていたので高得点を取る必要は必ずしもないのかなと思いました。
仕事内容ですが、採点の基準や注意点が書かれたマニュアルをまず読み込みます。それをもとに中学生が提出した答案の採点を行うのです。そして正解か不正解かを判定し、正解なら〇、不正解なら×をパソコンの専用ソフトに入力をしていきます。その作業を延々と行いました。国語の筆記問題や数学の論証問題など採点が難しい答案を任されたらどうしよう・・と少し不安に思っていましたが、それらは社員さんやベテランの人が担当していたので廻ってきませんdねした
私たち大学生の短期バイトは、〇か×か判定が容易にできる問題の採点ばかり行いました。字が判読できないものはじめ、判断に迷うものに関しては、手を挙げたら社員さんが対応してくれるようになっていました。
シフトも完全に自由でした。ですからサークルや授業などいろいろ予定が入りがちな大学生も安心してできるアルバイトだなと感じました
与えられた課題をマニュアルを参照しながら機械のようにこなしていく簡単な仕事。それを椅子に座って冷暖房が効いた教室でただ黙々とこなしていくだけで時給は980円とまずまず良かったです。ただ、それなりに頭や目を使いますし、長時間にわたってやるととにかく眠たくなって辛かったことを思い出します。それを考えたら、ある程度の忍耐力も必要な仕事だといえるかもしれません。
大学生と主婦の人が多かったですが、定年退職をしたくらいの60代から70代の人もパラパラ混じっていました。隣の席の人と少し話したのですが、10年以上やってると話していました。それだけ長いことやっているというのは、それなりにメリットがあって安心できる仕事なだろうなと思いました。学力を生かせるという点ひとつとっても大学生には特におすすめのアルバイトです。
(大学時代のアルバイトの体験談 20代男性)