リゾートバイトでややこしい人間関係がなかった裏方ポジションの話(リゾートバイトの体験談 20代男性)

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フリーター時代にリゾートバイトを経験したことがあります。リゾートバイト専門の派遣会社に登録してから、希望する派遣先に応募。
リゾートバイトならリゾバ.com
社内選考の末、四国にあるリゾートホテルに1か月間派遣されることになりました。

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応募した理由はお金がなかったというのと、もともと旅行が好きだったので、リゾートバイトで全国いろんな地に行ってみたいという気持ちがあったから。

ただ、リゾートバイトをするにあたってひとつの不安がありました。

それは、うまく人間関係を構築できるのかという点です。いろんな人と関わらないといけないので、ややこしい人間関係に巻き込まれたらいやだなあと、その点だけはとても不安に思っていました。

そんな私が選んだのは「裏方業務」でした。現場で任されたのはレストレアンの洗い場でした。

リゾートホテルではたくさんの宿泊客が食事を召し上がられます。夕食と朝食では宴会場が会場となり、たくさんの食器を使います。私の仕事はお客様が食事を召し上がられたあと、ホールスタッフが運んできた大量のお皿をひたすら洗うという仕事でした。

ただ黙々と食器洗浄機に入れて洗って所定の位置に戻すという作業です。忙しい時間帯は常勤スタッフの人と作業をしたこともありますが、ほとんどの時間、ひとりで黙々と作業をしているだけでした。

1日目は皿の種類を覚えるなど少し気を遣う場面もありましたが、皿洗いには特別なスキルも要りません。一度慣れたらあとは同じことの繰り返しなので気楽なものでした。

また、厨房にはいろんなスタッフが出入りしていますが、特にコミュニケーションをはかる場面もそうありませんでした。

食器が運ばれてきたら洗う。それだけなので。あうんの呼吸で済んでしまうのです。

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ちなみに、私が派遣されたリゾートホテルには、リゾートバイトとして私のほかにも何人か参加していていましたが、どの人も大変そうでした。

そこで衝撃的だったのはホールスタッフ、仲居、フロントとそれぞれ仕事内容が違うわけですが、皆、結構な頻度で叱られているのを見たこと。

常勤の従業員は何年もそのホテルで働いているのに対して、リゾートバイトたちはいきなりその現場に入る新人なわけです。いきなり常勤の人々と同じレベルで仕事をできるわけないのは当たり前なのに、それが理解できない常勤スタッフの人が若干名いたのです。

「なんでこんな簡単なことができないんだ!?お前は馬鹿か!?」「俺の説明を聞いてなかったのか!?どつきまわしたろうか!」とか怒鳴られて泣かされているリゾートバイトもいました。

毎日同じ現場で働いている人からすると目に余るものが確かにあるのかもしれません。ただ、リゾートバイトの多くは社会人経験もない大学生が中心です。いきなり一人前に仕事をできるわけなく・・。はっきり言ってイジメですね。

その一方、皿洗いの仕事をしていた私は全く叱られることはありませんでした。何とかイジメてやろうと思うスタッフもいたかもしれませんが、あまりに仕事内容が単純であるだけに、叱る要素を見つけようにも見つからなかったんだと思います。

厳密に言うと、一番イジメ行為をしていた常勤スタッフから勤務2日目に「おい、ダラダラすんなよ。」と一度言われました。「はい」と答えてそれ以上は言ってきませんでした。

ですから他のリゾートバイトの人々には申し訳ないですが、ラッキーなポジションに入ったものだと胸をなでおろしていたことを思い出します。

とはいえ、皿洗いの仕事を通して何か得たものがあるのかというとあまり思いつきません。叱られながらも煩雑な仕事をしたほうが身に着くスキルははるかに多いのかもしれません。まあ、私は勘弁ですが・・

1週間に1日は休みになるのでそのときに浜辺に出たりして観光にでかけていました。リゾート地に身を置いていても実際に観光できる日数は限られていますがそれでも嬉しかったですね。

あとリゾートバイトはお金が貯まるというメリットも見逃せません。宿泊は併設の寮ですが、家賃も光熱費もタダ。出勤日は賄いがでるので食費もほとんどタダ。買い物をする場所もホテル内の売店や自販機くらいしかありませんし、無駄使いも抑えられます。

私はついつい無駄使いしてしまう性格なので、出費を引き締める習慣を身に着けることができたという意味でもリゾートバイトは良い経験だったと感じています。

 (リゾートバイトの体験談 20代男性)

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