大手メーカーを退職してシューズショップに転職した私(転職の体験談 40代男性 正社員)


私は30代の終盤、10年間勤めていた大手メーカー(営業職)を退社しました。メーカー(営業職)を辞めた理由は上司のパワハラに遭ったことです。それからハローワークに通って転職活動をしていましたが、なかなか再就職先が決まりませんでした。

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人間関係に疲れ、どんな仕事が向いているのか分からない状態で惰性で転職活動をしていました。そんな覇気のないアラフォーを採用してくれるような会社もなかなかあるものでもありません。

それでいて、世間では一流とされているメーカーに勤めていたこともあって、当時の私は無駄にプライドだけ高かったので救いようがありませんでした。

半年ほど貯金を切り崩して転職活動をしていましたがいよいよ底をついてきたので、アルバイトをすることにしました。たまたま求人情報サイトで見つけたのがシューズショップ店員のアルバイトでした。

そのときは、短期的に働くだけだと割り切って考えていました。仮にも有名企業でバリバリ働いていた人間が、高校生でも働けるシューズショップでアルバイトをするなど、プライドが許しませんでした。ただ、貯金が底をつこうとしてる状況で、背に腹は代えられないといいますか・・。あくまでも短期バイトだと割り切って応募しました

そのシューズショップでは大衆向けのスニーカーやフォーマルものを中心に販売していました。実際に働き始めて思ったのは、シューズショップ店員には意外といろいろな要素が求められるということです。単に靴の販売をしていればいいというわけではないのです。

まずは、靴と足に関する知識ですね。ひとりひとり足のサイズや形は違うわけですし、使用用途もいろいろあるわけです。お客様にとって最適の靴を選ぶためには、靴ひとつひとつの特徴やお客様の状態を詳細に把握しておく必要がありました。

例えば仕事で長い距離を歩く方には、長持ちしてかつ締めつけない靴を、近場に出かける靴を求めている人には履いたり脱いだりしやすい靴を選ぶ必要があります。

働き始めて1か月ほどは、なんだかめんどくさい仕事だなと思いました。ただ、お客様にいろいろ聞かれるうちに靴について色々調べるようになり、知識も増えていくうちに少しずつ楽しくなっていきました。

楽しくなってきた理由は「人とのつながりが生まれてきたこと」にもありました。店長はじめ他の従業員たちからも頼られるようになってきたというのもありますし、お客様とも顔見知りになってきて、いろんな会話をするようになっていったのです。

特に常連のお客様との会話は楽しいと感じました。靴の話からはじまり、たわいもない世間話をするのが楽しくなっていきました。

お客様といろいろコミュニケーションをはかりながら要望をくみとり、最適の靴をお勧めする。その結果、お客様から喜ばれて店も収益になる。素晴らしい仕事だなと感じるようになりました。

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当初は、転職活動のつなぎとして短期的に働いて転職先が決まればすぐ辞めるつもりでいました。

ところが、知らないうちにシューズショップでの仕事にのめり込んでいきました。そして私はハローワークに通うのを止めて、そのシューズショップで働くという道を選びました。

ちなみに現在私は、そのシューズショップの系列店で正社員に昇格して店長代理として働いています。

販売だけでなく仕入れや企画、買い付けも任される機会が増えてきて、忙しくも充実した日々を過ごしています。大手メーカーを辞めた当初は、まさか自分がシューズショップに転職してしまうとは想像もできませんでした。

人生何があるか分からないものです。これからどのように人生を切り開いていくかは未定ですが、自分自身、この仕事は天職だとも感じていてやりがいを感じている今日この頃です。

(転職の体験談 40代男性 正社員)

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