証券会社事務員からIT企業営業職への転職体験談(20代男性)

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私は20代の男性です。現在は某大手IT企業で営業職に就いているのですが、 数年前までは証券会社の事務員でした。

いわゆる転職活動をしたわけです。大学では私立大学の商学部に所属していていました。大学時代に簿記2級を取得し、周囲の友達が金融関係に就職する人が多かったので、なんとなく証券会社に応募し内定をいただきました。

証券会社では5年間勤めて、事務員として書類の作成を中心に行なっていました。そこでは株価の株価の変動や顧客の金銭管理など、数字とにらめっこする日々が続きました。 それも嫌いではなかったですし給料は安定していましたが、何か虚しさを感じるようになりました。

原因を自己分析してみたところ、数字が相手で目標が持てなかったことだと気づきました。もっと何かお客様から直接、喜びの声を感じられる仕事をしたいと思うようになりました。
 
そこで、働きながら転職活動を少しずつ進めていきました。転職活動では、転職サイトに4か所登録。細切れ時間に自分に合った求人を探したり、スカウトメールをいただいた企業への応募を検討したりしました。

もともと人と喋るのが好きで、大学ではラグビー部と体育会系の人間だったので、営業の仕事に挑戦したいと考えが固まりました。スカウトメールをいただいた会社のなかにIT企業の営業職があり、面接に行くことになりました。規模は中堅クラスでしょうか。

面接は2回あり、無事、内定をいただきました。そこでは、証券会社の事務職からの転職だったので、数字に強いということが面接では生きたように思います。あと、簿記2級はじめ、金融関係の資格を持っていたののも評価されたと思います。

営業の仕事は最初のうちは思ったより大変で、転職して後悔したこともありました。単に人と話すのが得意なだけではつとまらない仕事だと感じました。

人間関係を構築して信頼されてはじめて契約がとれる仕事です。そこでは、豊富な商品知識も大前提です。上司との報告・連絡・相談も重要。ビジネスマナーについても試行錯誤しながら学んでいきました。

1年ほど経つと、新規契約もポツポツとれていきました。現在はIT企業に転職にして3年目ですが、新卒で入った後輩をの新人教育も担当するようになりました。前職の証券会社のような大きな会社ではないだけに、任されるフィールドが広く、その点も仕事の楽しさにつながっていると感じます。

転職を振り返って思ったことは、思い切って転職活動をして良かったということです。給料の安定という面においては、証券会社のほうが安定度は高かったですが、日々の仕事へのモチベーションが明らかに変わりました。

任される仕事のフィールドが広がったことで、日々、いろいろな新しい挑戦をできて、成長できているという実感もあります。

転職活動に給料面を考えるのはもちろん大切なことですが、それだけではなく、仕事に対する楽しさや成長できているという実感が得られるかも重要なファクターだと思っています。

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