高校生の時から フリーター時代まで色々なアルバイトをしてきましたが一番長続きしてアルバイトでかつ一番楽だと思ったのが スーパー品出しのアルバイトです。
スーパーマーケットで商品を並べているスタッフを見たことはありませんかそれはおそらくスーパー品出しのアルバイトスタッフでしょう 品出しスタッフのアルバイト達は高校生や大学生が中心です 売り場で品薄になってる商品をバックヤードから持ってきて陳列するというのがその仕事の主な内容です
非常にシンプルな仕事内容であるだけに とても楽なアルバイトだと私は感じました。
スーパーマーケットの仕事はレジスタッフの場合かなりしんどいと思います。ただスーパー品出しのアルバイトは 体力的には少し要りますが精神的に非常に楽でした。
体力的にというのは人にもよりますけれども、ものすごく重たい物を持つという場面はほとんどありませんでした。ただ 業務用の ダンボールにぎっしを商品は詰まっているだけに それらを台車に乗せる作業は少し体力を使います
例えばジュースをバックヤードから出してくる時は 台車に それらを一度積まなければなりません。バックヤードには業務用のダンボールがずらりと並んでいますから 少し高いところに ある ものや逆に低いところにあるものは それなりに立ったり座ったりしながら足腰を使う場面もあります。
ですからスーパー品出しバイトをしている人はほぼ男性でしたし、中には腰痛になってしまう人もいるみたいです。とはいえ引っ越し作業のような重たい荷物はないので私にとっては特にしんどいと思うようなことはありませんでした
体力的にはそこそこいるスーパーマーケットでの品出しバイトですが精神的に楽それが私がこのアルバイトを長続きした最大の理由です。
スーパー品出しのアルバイトスタッフ達は それぞれ持ち場が決められています。私の場合ドリンク類お菓子類担当だったので それぞれのエリアについてきちんと商品が陳列されている状態にするのが仕事でした。
特売商品などはどんどん売れる場合もありますが そうそう次々と商品が売れることもありません。ですから一度に作業してしまえば後はぶらぶらしていても自由ということです。ですから私の場合最初に1時間ぐらいで 作業を一通り終えてから後は気楽に時間つぶしをしていました。
座るようなことはできないのが難点ですがバックヤードでぼーっとしていたり売り場を意味なく歩いたりしていたものです。
色々な人と連携して行う仕事ならば、暇になってもその都度先輩や上司のことを気にして 気まずくなるかもしれません。しかし、 商品品出しのアルバイトスタッフたちはいわゆる一匹狼たちです。
仕事も自己責任でやるということなのでたくさんのスタッフたちと一緒に働いているのように見えて実は自由行動ができる仕事なのです。
最低限の仕事をしさえすれば 自由気ままにできるというのが私にとって非常に気楽でした。
ですからあまり人と共同作業したくない人にとってスーパー品出しのアルバイトはかなり向いている仕事なのではないでしょうか?
私は 5年ほどこのアルバイトをしてきましたが その間でしんどいと思ったことは特に思い当たりません。厳密にいうと台風のときに出勤したときくらいでしょうか。台風で公共の交通機関がストップして、物理的に来れないスタッフが結構いました。ですから、品出し以外にも、清掃、レジ手伝い、総菜のパック詰めと、いろんな部門でお手伝いをして奮闘しました。ただ、その日は例外中の例外でした
作業をしてる時に お客様から商品の場所を聞かれたりすることはありますが その都度教えて感謝されることもやりがいになっていました。私としては 当たり前のように思うことでもお客様にとっては貴重な情報で助かったということになるのでしょう。自由気ままにできかつ感謝される良いアルバイトだと感じていたものです。
今は食品関連の会社に就職が決まりそちらで正社員として働かせていただいてます。スーパーマーケットで色々な商品を見てきただけにその経験も買われての採用でした。そんな意味でもスーパーマーケットでのアルバイトにはいろいろ感謝している今日この頃です
(楽なアルバイトの体験談 30代男性)