大学生の時にダーツバーでアルバイトをしていたことがあります。お酒をつくって提供したり、ダーツの受付をしたり掃除をしたりというのがその仕事内容です。
ダーツバーで働いて良かったことはいろいろありますが、何より、ダーツの練習を自由にできたということです。もちろん店にもよるでしょうが、私がアルバイトをしていたダーツバーでは店長が気さくな人で、「お客さんがいないときは自由にダーツで遊んでくれていいよ」と言ってくれていました。
バイト仲間も皆、ダーツに興味がある大学生ばっかりだったので本当に楽しかったですね。オフの日も皆でバーベキューに出かけたりカラオケ・ボーリングで盛り上がったりといろいろ遊んだものです。
大学生中心ということもあって、バイトをしているというよりはサークル活動みたいな雰囲気だったように思います。仕事柄、チャラい人が多かったですが、そういった雰囲気が嫌でない人なら楽なバイトだと感じることでしょう。
ただきついなと思う場面はごくたまにですがありました。それは泥酔客の対応です。泥酔客は酒がまわっていて自由奔放。怒鳴り散らしたうえに吐くみたいな人もいました。
もし普段の日常生活のなかで泥酔客に絡まれたら無視するかと思います。しかし、勤務時間中は店の人間としてお金をもらっている以上、無視することもできません。真摯に対応していましたが、精神的に嫌なものでしたね。
ただ、そういったことも含めて大学生のうちから社会について学ぶことができたというのは良かったと感じています。時給も高めでしたし友達もたくさんできていろいろな意味で楽しかったです。
(楽なアルバイトの体験談 20代男性)