14年間勤務した会社を中途退職した私の転職体験談(40代男性)

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過去にシステムエンジニア、プログラマーとして仕事をしていたのですが、会社での人間関係のもつれなどで一身上の都合で14年間勤務した会社を中途退職。転職活動をはじめました。それがとても辛かった思い出となり今でも忘れられません。

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会社を辞める際に次の進路を考えて辞めるのが理想ですが、私の場合、異業種への転職を考えていましたので職業訓練学校にまずは行く予定で退職しました。

と言いますのも実家が木工業を営んでいたこともあり建築関連に興味を持ったためです。ということで職業訓練学校に通わせていただくことになったわけですが、それまでデスクワーク中心でやってきた私の考えがあまりにも覆されました。

以前から手先が不器用な私は木材を加工したりすることが実技講習にてとても困難であることに気付いたのです。半年間、職業訓練学校に通ったあげく、建築関連の仕事をすることが困難であることに気が付いた私は、転職先をどうしたらよいか迷ってしまいました。

その時、専門学校時代の先生に頼らさせていただきました。状況を話し、悩みを打ち明けると先生は出身校である専門学校で働いてみてはどうかとアドバイスをいただきました。

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システムエンジニア、プログラマーでの経験から得た知識を活かし専門学校の教授をやってみてはどうかと言われたのです。

しかしながら、情報処理の仕事に自信を無くしてしまっていた時でしたので、営業をさせていただけないか相談させていただきました。

何とか希望に沿うようにしていただきましたが、これまでの経験にない営業職をした私は、専門学校の営業というものがどういったものかを全く知らないで仕事をさせていただきました。

学校行事などの楽しそうなことだけを思い浮かべていましたので、営業なら出来るだろうと軽い気持ちで思っていたのです。

営業の仕事は、専門学校に在籍している生徒の各出身高校へ行き、生徒一人一人の特徴を、高校の進路指導の先生と話し合いながらご相談させていただくというものでした。

生徒一人一人の特徴を覚えるところか生徒の名前と出身校を覚えるだけでも大変でした。学校の営業の難しさを知ったいい機会ではありました。雇ってもらうために相談に乗っていただいた先生にはとてもご迷惑をかけましたが数日で退職させていただきました。

その後、プログラマーの仕事に戻るのが一番の近道であると考え、IT企業にて派遣という業務形態で働きました。以前勤めていたIT会社での経験は多少活かすことができましたが、転職したIT企業でのIT用語などがとても難しくで長く続けることもできず、半年間で退職しました。

その後、たくさんの企業のいろんな業種に応募させていただきましたが、採用までたどり着くことができず最終的に行きついたのが派遣会社経由のデータ入力の会社でした。

データ入力の会社では単純作業が多かったため、パソコンでタイピングができる私のとってはやっていけそうな仕事でしたが、40歳前後であった私は他の社員の方々よりも遅いタイピングのスピードでしたので、作業効率も悪かったです。

3年ほど勤めさせていただきましたが、解雇されることになりました。

現在は、在宅ワーカーとしてインターネットを利用し仕事している状況です。以前のような収入はとてもありませんが、転職の失敗などでのストレスで体調を壊したため精神的に負担の軽い仕事をするしかない状況でもあります。

転職活動ではたくさんの方々に私の一存でご迷惑をかけたことを深く反省しています。
今後は、このようなことに二度とならないようにと深く思い、在宅ワーカーをしながら家事や子供の世話などもさせていただいています。

現在の自分があるのも、家族などの支えがあってですので感謝させていただかなければなりません。
  
  (転職の体験談 40代男性)

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