【YouTube副業 体験談】収益化条件(登録者数1000以上、4000時間以上)をクリアするコツ(派遣社員 30代男性)

在宅の仕事体験談
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現代の子供たちのあこがれの職業のひとつとして、ユーチューバー(Youtuberがあります。

今や国民の85%以上がYouTubeを日常から視聴しているというデータがあるほど、YouTubeは私たちの日常生活に身近な存在となりました。

同時に、YouTubeの広告収入で生計を立てるという人も増えてきています。

ただ、実際にYouTubeでお金を稼げる人は多くはありません。簡単そうに見えて、実はハードルが高いというのがYouTubeの実態でもあります。

私は東京都内在住で派遣会社に勤務しながら、副業でユーチューバーをしています。約10カ月をかけて、収益化条件(登録者数1000以上、4000時間以上)を越えました。

その経験をふまえて、YouTubeを伸ばすコツな注意点について、以下、述べたいと思います。

【YouTubeは簡単に見えて難しい・・】

➀YouTubeをはじめたきっかけ

私自身がYouTubeを始めたきっかけは、将来に不安を感じて副収入が欲しいと思ったからです。

本業は派遣会社の事務職。仕事内容に大きな不満はないのですが、同じ労働をおこなったとしても昇進することもありませんし、給料もほとんど上がりません。

正社員の裁量次第で、いつ失職するか分かりませんし、不況になったら真っ先に首切りをされてしまうと。そんな派遣社員という立場では、とにかく、毎日が不安の連続でした。

そういった不安な日々から解放されたい。そんな動機から、当時から副業でブームになっていたYouTubeをはじめようと思ったわけです。

②最初は全く再生されない

「スライムをつくって遊んでみた」
「超大盛ラーメン店を訪問してみた」
「相方にドッキリしかけてみた」

そんな一見遊んでいるような動画が何10万再生されるようなYouTubeの世界。表示されるユーチューバーは登録者数が何100万人の人気者ばかり。

そういったことから、チャンネルを開設した当初は、「簡単に登録者1000人くらいいくんじゃね?」と安易に考えていました。

開設したのは、趣味であるプラモデルのチャンネルです。

当時最新式だったアクションカメラの「GOPRO7」を購入し、有料編集ソフトのパワーディレクターと契約。三脚、マイク等機材をそろえてのぞんだYouTube。

満を持して、1本あたり5時間以上かけて作成した渾身の動画。

ところが、実際にやってみると、全くと言っていいほど再生されませんでした・・

再生回数8回。2本目は11回、21回。そんな状況がしばらくつづきました。

もちろんコメントも書き込まれませんし、イイねもされませんでした。どんどん疑心暗鬼になっていきました。

③3か月後、急に伸び始める

最初は意気込んで週6回ほどのペースで動画をアップしていったものの、全くといっていいほど反応がなく、途中からペースダウン。

その頃、登録者数は20人ほどで推移していました。ほんの時々、1人増えてガッツポーズしていた翌日には1人減りといった状況がつづき・・

40本くらいアップしたところで、心が折れたというか、半ばあきらめかけていました。

それが始めてから3ヵ月くらいしてから1本の動画がプチバズりをして、再生回数が1000回を越えました。

それをきっかけに1日あたりの再生回数が2倍くらいになり、1日1~2人ほどのペースで登録者数が増えました。そして3か月半後に登録者数100人越え

後から知ったのですが、YouTubeは芸能人やインフルエンサーなどもともとファンがたくさんいる一部の人々を除いて、当初は伸びないアルゴリズムになっているようです。

それを知らなかったので、最初の1~3ヵ月目は精神的にかなりきつかったです。その辛い期間に、YouTubeを辞めてしまう人がほどんどというのもうなづけます。

④収益化の条件をクリア

登録者数100人を越えてからは、ときどき、コメントが書き込まれるようになり、モチベーションも少しアップ。

視聴回数も登録者数の伸びも加速していきました。200人までにはそれから1ヶ月間くらいで到達し、10ヶ月目で登録者数1000人に達しました。アップした動画は138本でした。

そのときは感慨深かったですね。理由は大台に達したということに加えて、Googleアドセンス広告を貼って、広告収入が入るようになるからです。

登録者数1000人以上
1年以内の総再生時間4000時間以上

それが、YouTube収益化の審査を受けることができる条件となっています。その水準に達するのは、全体の15%ほどだといわれています。

そこに至るまでの10ヶ月を振り返ってみると、「大変だった・・」というのが正直な感想です。

派遣会社から帰って、睡眠時間を削って、動画制作を泥臭くおこなう日々。それは、当初描いてたYouTubeのイメージとは全く違っていましたし「俺はこんな生産性のないことをなぜやっているんんだろう・・?」と何度も思いました。

途中からは伸び率も少しづつ高まっていき、何とか継続できたものの、それにしても、「長くて険しかった・・

では、以下では、チャンネルを運用してみて学びえた、YouTubeを伸ばすコツ10選を紹介したいと思います。

チャンネル登録者1000人に伸ばすコツ10選

➀テーマを選びに時間をかける

YouTubeは長く続けていくためにも、自分の好きなことや得意なことをテーマにすべきだと私は考えています。

ただし、あくまでも基本的なスタンスであって、実際には短期間でチャンネルが伸びるテーマとそうでないテーマがあります。

ですから、テーマ選びにも時間をかけるべきだと思います。具体的には、やってみたいテーマで、先人たちがどれだけの視聴回数や登録者数があるのかを調べてみることです。

私の選んだ、「プラモデル」という広範なテーマの場合、正直なところ微妙だったかもしれません。プラモデルといってもいろいろあるのわけなので・

より伸びるテーマに絞り込んだほうが伸びやすかったのでは?と今になってみると感じます。

専門性が高いニッチな分野であり、かつ、成功している先人がいるテーマがベストだと考えています。

②根気よく続ける

チャンネル登録1000人に達する平均動画本数は126本だといわれています。

また「100本以上からがスタート」と語るベテランユーチューバーも少なくありません。

その理由は、100本くらいに達すると、総再生時間がたまって、おすすめ動画や関連動画に載りやすくなるという理由がまずあります。

あとは、100本くらいになると視聴者のニーズが分析しやすくなり、ヒット動画を生みやすくなるという理由もあるようです。

いずれにしても、芸能人やインフルエンサー、あるいは、動画づくりの天才でもない限り、100本近い動画数をコツコツとアップしていく根気が必要ということになりそうです。

③サムネイルにこだわる

YouTubeは、どれだけ良い動画をつくったとしても、サムネイルがクリックされなければ再生されません。

ですから、まずはサムネイルを作成してから動画を作るようにしていました。

YouTubeで伸びている人のサムネイルも研究し、文字の大きさ、文字の色、配置など意識するようになってから率が向上しました。「お?」と気になって思わずクリックしたくなるような一言も添えればより効果的ですね。

また、サムネイルは統一感も必要。同じような雰囲気のサムネイルを作成することも意識しました。

④視聴維持率も意識

YouTubeでサムネイルと並んで重要なのは視聴維持率だといわれています。YouTubeのAIはこの数値がよい動画を良い動画と判断して、インプレッション数を多くする仕組みになっているからです。

維持率を高めるコツとしては、クオリティの高い動画をつくるというのはもちろん重要なのですが、動画の冒頭を意識してから率が伸びました。理由は、冒頭で離脱されるケースが多いからです。

私の場合は、最初に全体のハイライトを見せるという感じの動画構成にしていました。

⑤タイトルやキーワードを意識する

YouTubeは始めて3ヵ月くらいのうちは、YouTubeのおすすめ動画や関連動画に載って爆伸びするということは、まずありません。アクセスの流入経路はほとんどが検索流入ということになります。

ですから、タイトルや概要欄の文章では、検索需要のあるキーワードを散りばめることが重要。GoogleやYouTubeで検索されやすくなるからです。

私の場合は、ラッコキーワードというツールで、関連キーワードをあらかじめ調べてからタイトルのキーワードを考えるようにしていました。検索需要があり、なるべくライバルが少ないキーワードを選ぶのがコツです。

⑥概要欄を充実させる

YouTubeのAIは、各ユーチューバーがアップしている動画がどのような動画か判断する基準として、タイトルやタグのほか、概要欄の記載内容も参考にしているとされています。

ですから、私の場合、概要欄もきっちり記入するようにしていました。具体的には、どのような動画なのかを記載したり、動画の目次・タイムスタンプを作成したりするなどです。

⑦低評価を過度に気にしない

YouTubeで人によっては頭を悩ませるのは、低評価です。私自身も最初はすごく悩んでいました。全力でつくった動画に1件でも低評価がつくと、社会に迷惑をかけたような気になってしまい、絶望的な気持ちに陥っていました。

ただ、いろいろ調べた結論として、過度に気にする必要はないということです。理由は、いたずらや嫌がらせ目的で、動画をほとんど視聴していないにもかかわらず低評価ボタンを押す人もいると知ったからです。

ただし、低評価は決して無下にできない面もあります。なぜなら、データが間違っていたり、画質が悪かったりするなど、何か改善点を気づかせてくれるケースもあるからです。

⑧ファンを大切にする

YouTubeチャンネル開設から現在に至るまでに思ったこととして、ファンの存在は大きいこと。

誹謗中傷するコメントが書き込まれたらどうしよう・・などとチャンネル開設当初は考えたこともありますが、もっとあたたかい世界だと私は感じました。

アルゴリズム的にも、コメントが書き込まれたほうがチャンネルは伸びやすいですし、何より、継続するモチベーションにもなりますよ。

⑨投稿時間や投稿頻度を意識する

チャンネルのテーマにもよりけりですが、一般的には18時19時あたりをゴールデンタイムと考えて投稿している人が多いようです。

理由は、会社や学校から帰宅してYouTubeを閲覧する人はそれくらいの時間帯に閲覧する人が多いからです。

また、投稿頻度も重要。全く投稿していなければファンは離れてしまいますし、アルゴリズム的にも、YouTubeは新しい動画をプッシュする傾向があるからです。

たとえば「会社から帰ってから1時間はYouTubeの作業をしよう」など、日常の習慣にしてしまうと継続しやすいです。

⑩動画は質だけでなく効率と量も重視

継続する上では、過度に完璧を求めないことも重要だと思います。もちろん、動画のクオリティは大切ですが、テロップや音楽ほか、あまり細部にこだわりすぎると、きりがなく、どうしても動画本数はアップできなくなるからです。

こだわる部分とそうしなくていい部分を研究してみて、質だけでなく効率も考えながら、最初のうちはどんどん動画をアップするのがおすすめです。

(まとめ)

「YouTubeで収益化の条件(登録者数1000人以上、1年以内の総再生時間4000時間以上)をクリアするのは、簡単に思えてかなりハードルが高い」と感じました。私の場合、派遣会社に勤務しながら10ヵ月の時間と138本の動画を要しました。

収益化条件をクリアするためには、サムネイルや視聴維持率などしながら、継続することも重要だと思いました。

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