在宅ワークのデータ入力バイトはなかなか稼げなかった・・というお話(30代女性 主婦)

在宅の仕事体験談
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私は二人の子供を育てる30代の主婦です。主婦の悩みと言えば働き方が限定されているということではないでしょうか

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特に小さい子供がいる主婦の方はその悩みが大きいと思います ですから色々調べてたどり着くのが在宅でできる仕事ではないかと思います

私は子供が2歳と3歳ということもあって パートで外に働きたく思ってもなかなかそうもいきません。夫は会社勤めで家にずっといませんし 小さい子供を置いて働きに出るというのはなかなか難しいことです。

となると 家にいてできる仕事ということで在宅ワークくらいしかないかと思いました。

在宅データ入力バイトの仕事内容とは

ある時 インターネットで調べていたところある求人サイトで在宅のデータ入力のアルバイトがあることを知りました。

早速応募すると先方から連絡が来て 数度のメールのやり取りで 仕事をスタートすることになりました。

それは アンケートフォームのような欄に20文字程度の文章を 打ち込むというものです。

特に文章力はいらないけれども文字数を書かないとそのフォームは保存できないような仕組みになっていました。

私自身、文章を書くこと自体は比較的好きなので作業自体は苦ではありませんでした。

ですから在宅のデータ入力のアルバイトにありついた時はたくさんこなしてたくさん稼ごうと意気揚々でいたことを思い出します。しかし・・

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私が在宅のデータ入力バイトを辞めた理由

しかしその在宅のデータ入力バイトを実際にやってみると しばらくして行き詰ってしまいました。

それは単純作業が続くというしんどさもあるのですが とにかく稼ぎの効率が悪すぎるということです。

具体的には 20文字打ち込んで 2円という計算でした。そしてその20文字にしてもデータを確認して頭を使って書くわけですからパットとすぐ書けるものでもありません。

1時間集中して作業をしてみたのですが そこでできた作業量は 1500文字でした。つまり150円しか稼げなかったということになります。

ほとんど休みなく作業をしていて時給150円というわけです。

これだけ作業をしたのにたったこれだけ・・?というのが正直な感想でした。

外にパートに出たらどんなに安くても 時給800円ぐらいは稼げるものです。

しかも同僚と喋ったりちょっとサボったりしたとしても時給800円ということは変わらないでしょう。

ところがこの在宅のデータ入力のアルバイトは腱鞘炎がなるほど一生懸命キーボードを打ってそれでたった150円しか稼げないのです。

ちょっとでもサボったりしたらさらに稼ぎの効率は悪くなり時給換算で100円以下になってしまうでしょう。

ということで最初はこの在宅のデータ入力のアルバイトでたくさん稼ごうと思った私ですが はっきり言ってこれは無理だなと思いました。

そこでクライアントにメールをして何か効率の良い作業の方法はないかと聞いてみましたが、「皆さんこんな感じでやっていただいています。慣れればスピードアップもある程度は可能かと・・」という曖昧な回答しか得られませんでした。

嫌ならそんな仕事を選ばなければいいのですが、既にブラインドタッチをできる私がそれ以上作業効率をアップさせるには限界があります。スピードを2倍にしても時給換算で300円、時給600円にしようとおもえば4倍ものスピードを実現しなければなりません。

そんなことは不可能ですし、ちょっとこれはないなと思いました。ですから、区切りのよいところで、先方には辞めたい旨を伝えました。私のようにいざやってみたら思ったのと違うと考える人は多いようで「わかりました。そうおっしゃる方も結構いらっしゃいますし納得です」と即答されました。

ちなみにそのクライアントは数日後にまた同じような求人広告を出していました。「自宅でできて誰にでもできる簡単なアルバイト」といったようなふれこみなので、おそらく応募者は募集するごとに集まるのでしょう。

そしていざ作業をしてみたら思ったより大変で稼げないということからどんどん辞めていく。そしてまた新たに募集をかける・・の繰り返しなのだと思います。

ちなみにその会社はかなりずさんで、給料も期日に振り込んでくれていませんでした。連絡をしたら「在宅ワーカーがたくさんいましてね、誰がどのカテゴリーをやったかこちらで把握できていないんですよ。やった仕事のタイトルをエクセルデータかなにかで一式送ってくれませんか?」と返事がきました。

私は結構まめな性格で、毎日やった仕事と稼いだお金をアプリに詳細にメモしていたので、指示されたエクセルデータをすぐにすることができました。すぐといっても、1時間くらいかかりましたが。そのデータを確認した数日後、無事に報酬は指定した鋼材に無事に振り込まれました。

しかし、何とも胸糞の悪い出来事でした 誰がどの仕事をこなしたかという管理業務は在宅ワーカーではなく、会社側がするべき業務のはず。私の場合、たまたま記録していたからよかったものの、記録していなければ一体どうなっていたんだろう・・?と思うと腹が立ちました。

また、振り込みについても嫌な思いをしました。1回目振り込まれたとき、実際の金額より2万円ほど少なかったのです。私の計算と合わなかったので、その点を指摘したところ計算しなおして「おっしゃる通りです」ということで、翌日、未払い分の2万円を追加で振り込んでくれました。

その点、会社側が単に計算間違いをしていたのか、故意に間違えたふりをしていたかはわかりません。でも、もし私が指摘していなければ、ただでさえ少ない報酬なのにさらに2万円少ない報酬で終わっていたことになります。しかも、謝罪の一言もなしですよ。

なんともずさんというか、在宅ワーカーのことを奴隷としか考えていないのではないか?!と思わざるを得ず、正直かなり腹が立ちました。

 

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在宅ワークの闇

その在宅ワークを経験して、いろんな意味でショックを受けました。まさに在宅ワークの闇といいますか、見たくはない世界でしたね。ここは本当に日本なのか?と思いました。インターネットを介してとはいえ、まさに奴隷のような扱いを受けて、精神的にもやられ無駄な時間と労力を使ってしまいました。

在宅ワークに関しては、インターネット上で色々な体験談が掲載されています。調べてみると、優良な案件ももちろんたくさんあるのですが、その一方で、法外に安い賃金しか支払わない業者もゴロゴロあることが分かってきました。

会社などに出勤する必要はないわけですから、ある程度安いのは仕方ないことかもしれません。でも、外で働きに出る 1/6ですとか場合によっては1/10という安い賃金で 仕事を請け負わざるをえない場があるというのは怖いことだと思いました。

何も知らずそういった在宅ワーカーをしぼりとる会社の言うがままにしていたら、とことん利用され、膨大な時間と労力の対価として少ない賃金しか得られないということになってしまうということになります。それは稼げないわけだと思いました。

そういた法外に安い賃金しか払わない案件は、データ入力に多いので本当に気を付けておいた方がいいと思います。会社名で評判とかも検索したらでてくるので、優良な会社の案件のみを請け負うようにしたほうがいいです。

在宅ワークでも儲かる仕事とは

ちなみに色々調べてみたら在宅ワークでも稼いでる人もいるみたいです。

ただそういった人はプログラミングができたり あるいはフォトショップなど専門ソフトを使って 専門的な作業をこなせる人ですね。あるいはポータルサイトあるいはアフィリエイトサイトの管理人です

なかには月100万以上稼いでいる人もいるようです。技術がある人は募集をかけてもなかなか集まらないですし、管理する人なら搾取される心配もない(搾取する側?)からです。

ですから在宅ワークで稼ごうと思えば誰でも出来るような案件に飛びつくのではなく 少々回り道をしてでも 誰にもできないような 専門的な作業をマスターしてそういった分野で仕事を広げていくことが必要ではないかなと思いました。あるいは管理する立場になるかです。

そんな観点からも私は現在は在宅のデータ入力のアルバイトについては期待していません。確かに優良な案件も探せばあるにはあるでしょうが、将来性を感じません。今後はAI技術が発達して、簡単なパソコン作業はすべてAIがやってくる時代になるでしょうからなおさらのことです。

今は仕事探しを中断してもっと稼げるような案件を模索しているという段階です。じっくりと探し自分のスキルを磨いていけば 外に働きに出ることができないような主婦の人々であっても うまく生計を立てることができるのではないかと今は考えています。具体的にはプログラミングについてちょっと勉強をしつつあります。

また何か進展があれば投稿したいと思っています。

(30代女性 主婦)

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