私は深夜のコンビニバイトをやっていたことがある30代女性(主婦)です。どうして主婦が深夜勤務を希望したかというと、
当時まだ小さかった子供を昼に預ける場所がなく、教育費もねん出したいと思ったからです。
結婚してからはずっと専業主婦をしていましたが、どこかで働きたいと思いました。家の近所に行きつけのコンビニがあり、ここなら効率よく働けるかもと思い応募したのがきっかけです。あとは深夜バイトは深夜割増手当がつくために時給が高いというのも魅力的でした。
まず、そもそも深夜のコンビニバイトは女性(主婦)でも採用されるのか?についてですが、YESです。あくまでも私が働いていたコンビニチェーンの場合ですが。
もちろん面接時にはいろいろその点聞かれました。深夜シフトを希望する人はもともと少ないうえ、女性ならほとんどいないからです。まず店長が心配していたのは体力的な問題ですね。家事と仕事の両立はできるのか?ということです。「問題ありません」と答えました。店長によると過去に女性が深夜に働いていた事例もあるとのこと。
渋々かもしれませんが何とか採用してもらうことができました。女性が深夜シフトで働くことについて皆さんが真っ先に気になるのは、防犯上の問題はないのか?ということかと思います。深夜は酔っ払い、不良が来店する確率も昼と比べると高いですし、強盗が入ってくる可能性だって0ではないわけですし。
私が働いていた店舗では、店長の方針もあって、深夜シフトで女性スタッフが働くときは男性スタッフも必ず1~2名シフトに
入るようになっていました。ひとりで女性が深夜シフトに入るということはまずありませんでした。
深夜のコンビニバイトの仕事内容は、レジに加え、機材の洗浄、廃棄商品の選別、商品の納品 清掃 ゴミ捨て 品出しなど。どちらかというと裏方業務が中心です。
掃除はじめお客さんが少ない時間帯でしかできないことを重点的に行っていました。お客さんが少ない時間帯ですが、暇というわけにはなりませんでした。割と体力を要する業務もありました。
最初のうちは仕事内容を覚えるだけで大変で、夜が明けるまでずっと動いていましたが、次第に効率よく作業をできるようになりました。朝までやるべき仕事量は決まっているので、やることがなくなったらあとは暇な時間も発生するようになりました。
深夜シフトは時給も高いですし、全体としては昼間に働いているコンビニスタッフと比べるとラクだと思いました。ただ、昼夜逆転しますし意外と体力もいるので、人によってはキツイバイトだと感じるかもしれません。
私の場合、深夜のコンビニバイトは意外と主婦にも向いている仕事だと思いました。私の場合、自宅とコンビニまで徒歩2分で通勤しやすく、家で何かあったらすぐ戻れるというメリットがまずありました。あとは、食べ物やドリンクはじめ家庭で使う商品がたくさん置いているので、コンビニという空間自体が好きだったというのもあります。掃除、ゴミ捨て、おでんの調理はじめ、家事の延長という感じの仕事内容も職場に溶け込みやすかった要因だったと思います。
(主婦のアルバイト体験談 30代女性)