既卒からの就活を成功させるために意識しておきたい3つのこと

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新卒比べて既卒の就職活動は厳しいと言われています。実際のところ、新卒の8割以上が正社員として採用されるのに対して、既卒のそれは45%ほどにとどまっているともいわれています。ですから 既卒になったら正社員はもう無理がと諦めてしまう人も少なくありません。でも待ってください。実際に、既卒から優良企業に内定している人はたくさんいるからです。この記事では既卒の就活を成功しやすくするために意識しておきたいことを3つまとめてみます。

情報収集を行う

新卒のときは、大学が就職に関する情報を色々提供してくれることが多いです。また、会社説明会やインターンシップなどいろいろな就活に関する機会が新卒には設けられています。 いわば受け身でも内定していくケースは多くあります。

それに対して既卒の場合、自分が動かなければなかなか就活はうまくいきません。まずは情報量が乏しいのです。ですから、まずは情報収集を積極的に行う姿勢が重要になります。

ハローワークや就職エージェントに登録するのもいいと思います。ハローワークは公共の職業安定所で、登録することによって求人探しをしたりコンサルトのアドバイスを受けたりすることができます。求人広告をあまり出さない中小企業、零細企業の求人も数多くある強味もあります。

就職エージェントは、非公開求人を多く抱えているので、登録しておいて損はないでしょう。第二新卒向けのエージェントも多いですが、中には既卒向けの求人を多く揃えているようなところもあります。 例えばハタラクティブは1度も就職をしたことない 20代の求職者を中心に人気があります。そのような就職エージェントに登録したら、面接の練習や履歴書の添削もしてくれるので何かと心強い存在になってくれるはずです。

あとは求人サイトや各企業のホームページ、新聞の求人欄などを定期的にチェックするなどして積極的に情報収集を行いましょう。

企業分析を綿密に

既卒の就職は一般的には甘くはないですが、企業は今後の力になってくれるようなポテンシャルの高い人材は積極的に採用しようとします。ですから、いかに会社にとって有益な人材であるかをしっかりとアピールすることが既卒からの就活成功の鍵となります。

そのアピールをいかにすれは効率よくできるかですが、「徹底的な企業分析」がキーだと私は考えています。

面接を受けに行く企業がどのような伝統があってどのような理念を重視しているのか、どのような事業を展開していこうとしているかなど・・。社長がブログやフェイスブックをやっているなら、ひととおり読んでおくとよいですね。実際に働いている社員よりも詳しいと、目に留まりやすくなります。それだけ入社への熱意が伝わるからです。

自分自身が培ってきたことが会社にどのように生かせるのかをできるだけ具体的に述べることができれば、完璧ですね。

面接では、就職マニュアル本に書かれているようなありきたりのことを述べても、既卒はなかなか採用されません。他の求職者がなかなか真似をできないようなことをもってアピールするとそれが大きなアピールポイントになります。

企業分析については、しっかりと時間を割く人間はあまりませんから、大きくアピールできるチャンスになり得るのです。

方向性がマッチする企業を受ける

もしフリーター時代に何か他人にはないような見聞や技術を身につけたならば、それは大きな武器になります。

例えば バックパッカーをしていて新卒には就職活動をせずに既卒になった人なら、グローバル化を進めていこうとしている企業、あるいはその必要性があるであろう企業を受けるとよいかもしれません。

もし国内のシェアのみでは事業の衰退を食い止められず、海外に活路を見出そうとしている企業なら、そういた人材は喉から手が欲しいほど欲しいはず。なぜならバックパッカーをしていた人は英語などを使ったコミュニケーション力がある上に、 日本にいてはなかなか得られないような視点を持ち合わせている可能性が高いからです。

入社したら、自分の強みを生かして具体的にどのように海外事業を展開したいのかを述べれば、面接官の目に留まりやすくなるはずです。

まとめ

既卒の就職活動を成功させるにはしっかりと情報収集を行い、就職エージェントやハローワークに登録することをお勧めします。企業分析をしっかりと行ない、自分自身が培ってきたことを最大限に生かせる企業にエントリーすることで採用される確率は高まるでしょう。

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