年収が高かった製薬会社MRからドラッグストアへの転職(薬剤師の転職体験談 30代男性)

医療・福祉系への転職
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私は大学の薬学部を卒業してから製薬会社にMRとして就職しました。本当に研究職を目指していたのですがうまく就職先が決まらず、内定をいただいていたMR職で入社しました。MRは指定されたルートを廻り、医者や薬剤師に自社の医薬品を勧める営業の仕事です。

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製薬会社には薬学部出身でないと入社できないようなイメージがあるかと思いますが、MRに関しては文系学部でも入社することができます。そういったことからか、大学時代にラグビーや野球などスポーツ推薦で私立大文系学部に入学したような体育会系の人たちが結構いました。

製薬会社は莫大な資金があり社員たちの給料は高いです。もちろんMRの年収も含めてです。それは良かったのですが、実際にMRとして働いてみるとかなりの激務でした。向き不向きがあると思いますが、人相手の仕事であるだけに、医薬品の知識だけではなく、人当たりの良さや会話力も必要な仕事でした。

殊にお客様である医者の先生方はプライドが高い人が多いです。中には、社会的地位を振りかざしてMRをはなから馬鹿にした態度で接してくる方もおられます。それでも機嫌をとって粘り強く営業をして廻らなければなりません。営業職であるだけにノルマも厳しかったですね。ノルマを達成できなければ、先輩からとことん説教されたものです。体育会系の先輩方はとにかく厳しく、精神的にも結構参る仕事でした。

また、MR職は体育会系のノリがあることが結構あり飲み会がしょっちゅうありました。もちろん若手社員は強制参加です。飲みに連れまわされ、自宅になったらヘロヘロになってバタンキュー。翌朝は寝不足のまま、また朝から仕事へ・・を繰り返していました。健康にははっきり言って良くなかったですね

私はMRの高い年収を捨てるのは惜しかったですが、多大なプレッシャーからも身体がもたず辞めました。辞めてからは、転職エージェントに登録して転職活動を進めました。薬剤師関係の転職エージェントでは「エクスファルマがおススメです。エクスファルマは薬剤師の転職情報、ノウハウが充実していますし、登録者を支援する体制もしっかりとしていると感じました。

転職先に決まったのは地元のドラッグストアでした。

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調剤業務のほか服薬指導、レジでの接客、日用品の品出し・・とドラッグストア内の業務を幅広くこなしています。製薬会社MRがアウトドアの仕事だったのに対して、ドラッグストアの仕事は完全なインドアの仕事です。

年収こそ下がりましたが。精神的にも体力的にもドラッグストアの方が断然楽ですね。変な体育会系風の上下関係もありませんし、ノルマを達成しないといけないというプレッシャーからも解放され、体調も良くなりました。今後は現在の仕事を堅実に積み重ねて地域の人々に頼られるような薬剤師になっていきたいですね。

 (薬剤師の転職 30代男性)

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