元人事部面接官が、学歴と転職関係について書いてみます(50代男性)


私は現在は事業主として小さな学習塾を営んでいます。もともとは某大手企業に勤めていて人事部にいたこともあります。人事部時代は新人教育のほか、転職者の面接もやっていました。

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転職活動をしている人から「学歴と転職の関係」について気になっている人から質問を受けたことがあります。就職活動では高学歴の方が有利であることは周知の通り。一方で、転職についてはどうなのか?ということです。

企業によってどんな観点から人材の採否を決めるかは違っているので、正解はないかと思います。ただ、何か参考になればと思い、今回、元人事部の私なりの見解を書いてみたいと思います。

結論から言うと、転職の採用面接でも学歴を判断基準のひとつにしていました。優先順位からすると3番目ですが。

優先順位1位は「職歴」です。中途採用の場合、前任者の抜けた穴を埋める、あるいは新規事業立ち上げに対応できることが重要です。ですから、課せられる業務にできるだけ早く対応できる能力が見込まれるか否かが重要になります。その能力を判断するのが職歴書です。具体的に前職でどのようなスキルを磨いてどのような経験があるのかを見て、面接で細かい部分を確認するようにしていました。

2番目に重視していたのは「人柄」です。中途採用者の場合、どうしても年齢という問題が発生します。新卒入社と違って、年下が上司になったりするケースもあるわけです。それでも問題ないかということがまず重要ですね。「年下に指導されるなんて俺はプライドが許さない」なんて雰囲気を醸し出している人はどれだけ能力が高くても採用はしませんでした。

新しい職場で、謙虚な気持ちで学ばせていただくという人を採用したいという風に考えていました。面接官も社員のひとりですから、社員として「この人と一緒に働いてみたい」という人を優先的に採用していました。そういったことから「人柄」を知る上で「前職を退職した理由」については面接で掘り下げて確認するようにしていましたね。

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そして3番目に重視していたのが「学歴」です。20代の場合は職歴から能力を判断しにくいため「学歴」を重視することも少なくありませんでした。一方、30代、40代・・と年齢が高くなるに従って、学歴より職歴を重視する傾向を強くしていました。それは職歴から判断できる材料が多いためです。

ただ、私の場合、どの年齢においても「学歴」は採否の指標にしていました。というのは、学歴と仕事には大きな相関関係があると考えるからです。

学歴が高いということは、教養があり論理的思考ができる人が多く、集中力を維持して真面目に努力をできる人が多いです。また、高水準の教育を受けてきた人は、マナーや常識も備わっています。もちろん例外も多々ありますが、総合的にみたとき、高学歴の人は仕事のパフォーマンスも高いという風に感じています。あと高学歴の人は社会的に活躍している同級生数も相対的に多いです。ですからゆくゆく幹部に昇進したら幅広い人脈を活用して会社をより大きく発展させてくれるのではないかという期待も持って判断基準にしていました。

以上のように今回は転職と学歴の関係について自分なりの見解を書いてみました。会社の方針などによって指標はさまざまでしょうから、あくまでにご参考までに。

   (転職に関する話 50代男性)

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