50代の転職 印刷機営業から温泉施設へ(50代男性)


私は営業の仕事を20年ほどやってきました。業務用の印刷機を販売する仕事です。飛び込み営業による新規開拓が中心でした。入社してから9か月間は1件も契約が取れず辞めようかと何度も思いました。ただ上司に厳しく鍛えられたということもあって10か月目についに契約をとることができました。それからは少しずつ右肩あがりに契約をとれるようになって、5年目には新人教育にも携われるようになりました。

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それなりに営業の仕事に魅力を感じていたのですが時代の流れからも、印刷機は売れなくなりました。社内では肩たたき(実質的なリストラ)が始まり、ついに私もその対象になることになりました。

長年勤めてきた会社でしたが、精神的に病んでしまい退職をすることにしました。しばらくは退職金を切り崩しながら生計を立てていましたが、子供の教育費にマイホームのローンとどんどんお金はすり減っていきました。

本格的に転職活動。しかし50代の転職となるとなかなか件数もありませんし、逆にプライドが邪魔をして、若者ばかりの会社には応募できません。とにかく条件の合いそうなところに履歴書を送ったのですが、ことごとく書類通過しないあるいは1次面接で落とされていました。

転職先が決まったのは半年後でした。息子がネットで見つけてきてくれた求人に採用されました 採用になったのは、自宅から車で20分ほどの距離にあるある温泉施設でした。家族のために何とか採用されたいという気持ちが強くあり、50代男としては少々情けないですが、採用されたいという思いが高ぶって面接で号泣してしまいました。今から考えると、その思いが面接官に通じたのかもしれません

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転職して5年ほどになりますが、フロント、無料送迎バス運転、広報、清掃・・といろいろな役割を任されています。あとは一部営業の活動も行っています

営業1本だった前職もそれなりに充実していましたが、今は前職よりも毎日が充実しています。給料は下がったのですが満足感でいっぱいです お客様から「ありがとう」の言葉を直に聞けるのが何よりうれしいですね そして思うのは、営業の仕事が意外と役にたっているということです。

明るくお客様に話しかけることやさりげない世間話をするというのは営業で培った技能です。

転職活動は甘いものではありません。特に私のように50代の転職ともなると、年齢で引っかかるとことも多いですし、採用に至るということは容易ではありません。

ただ、50代には50代の強みがあります。それは今まで生きてきた年数が長いだけに対応できる仕事が多いということです。あとは、家族など背負っているものがある人は、火事場のくそ力が出ます。体力やルックスでは20代の若者には勝てなくても、50代の強みを生かしてこれからもがんばりたいと思っています。

  (転職活動の体験談 50代男性)

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