良い経験になった!ファミレスのガストでのキッチンスタッフバイトの体験談(30代男性)

仕事のやりがい、学んだことなど
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私は大手ファミレスチェーンのガストで2年ほどアルバイトをしていたことがります。ガストはチーズインハンバーグはじめ、洋食メニューを主に提供している人気のファミレスです。バーミヤンですとかジョナサンなども傘下におさめている、すかいらーくグループに属しています。

そんなファミレスのガストで私がアルバイトをするきっかけになったのは、フリーター時代、たまたま知り合いがガストでアルバイトをしていたからです。ちょうど、スタッフを募集しているという話を耳にして面接の末に採用されました。

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私が選んだのはキッチンスタッフでした。もともと趣味で料理を作るのが好きだったからです。とはいえ、本格的な料理経験などそれまで全くなかったので、自分で本当にキッチンスタッフがつとまるのか少々不安に思いながら入社しました。

キッチンスタッフは調理と皿洗いを主に担当します。といっても基本的にひとりでやるわけではなく、最初は先輩たちと一緒に働ける時間帯からのスタートして簡単な作業から始めました。ガストのキッチンスタッフは分業制になっていて、それぞれ役割が決まっていました。ハンバーグ、ポテト、チキンといったグリルを担当する人、サラダやデザートをつくる担当、麺類を主につくる人、料理を並べて仕上げ作業を行う人といった具合です。といっても、時間帯によっては2人で行うとき、あるいはお客様の数が少ない深夜帯なら1人で全て行うときもあります

最初は右も左も分からない状態でしたが、ガストは新人の教育システムもしっかりしていて、最初は洗い場や調理補助からはじまり、徐々に難易度の高い調理へステップアップしていけるようになっていました。また、ガストの場合、調理法についてもマニュアル化されていて、その通りにしたら料理の経験が浅い人でも美味しい料理をできるようになっていました。そういったことを考えると、料理をほとんどやったことのない人でもガストのキッチンスタッフなら勤まるかもしれません。

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とはいえ、最初の関門は覚えることのあまりの多さでした。ガストはメニューが多く、季節ごとに新メニューも次々と登場するので、覚えることがとにかくたくさんありましたね。ですから、最初のうちは注文が入っても、どんなメニューかパッと出てこず、何をしていいか分からず右往左往したものです。ファミレスの場合、料理を丁寧に作ることも大切ですが、同じくらい「スピード」も求められるので、とにかく焦ったのを思い出します。幸い、私の働いていた店舗はキッチンスタッフ、ホールスタッフともに穏やかな人ばかりで、気負わず少しずつ慣れていけて良かったです(もし怖い先輩がいたら辞めてたかもしれません・・)。

ガストは忙しいときは目が回るほど忙しかったです。特にランチタイムは店舗内は満席状態。怒涛のように注文が入って、調理スタッフは常に何かを調理している状態でした。注文を聞き逃さず正確にかつスピーディーにつくるには注意力、機敏さ、記憶力といったいろいろな要素が必要でした。もうこれは慣れしかありませんね。私の場合、1か月くらいしたら体が自然と動くようになっていました。

あと夕方は、学生さん。サラリーマン・OLの方々が帰宅がてら寄られるのでこれまた忙しくなっていました。確かに忙しい時間帯は大変でしたが、乗り切ったときは達成感がありましたし、その都度スタッフ同士の絆が深まる感じが心地よかったですね。

ガストで働く楽しみといえば、従食も楽しみでしたね。ガストにはまかないはありませんが、1000円以内の料理を約3分の1の割引価格で食べれる従食制度がありました。自らが調理に携わっている料理だけに親しみが湧きましたし、仕事を頑張って食べる料理は最高においしかったです。

現在は正社員の仕事が見つかりガストの仕事は辞めましたが、とても良い経験になったと思います。何より料理をつくる経験を積めたことで世界が広がりました。また当時一緒に働いた仲間たちは今でも大切な友達です。いろんな想い出がこのガストという空間には詰まっています。

   (ファミレスでのアルバイト体験談 30代男性)

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