私が正社員から派遣薬剤師に転職した理由(薬剤師の転職体験談 40代女性)

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私は薬科大学を卒業してから某調剤薬局に入社しました。数か月の研修期間を経て、病院前の調剤薬局に配属。毎日200枚を越える処方箋を10名ほどの薬剤師で処理するという忙しい現場でした。

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残業で夜の9時ぐらいまで仕事が終わらないという日もしばしば。早く帰りたいということもしょっちゅうあったのですが、先輩たちの目を気にして遅い時間まで働いていたものです。それでも仕事にやりがいを感じていた面があったので頑張って勤務をしていきました。

約6年後には管理調剤師になることもできたのですけれども、それが私にとっては負担となりました。後輩たちをうまくまとめることができなかったのです。「あの人なんだかキモイよね」「頼りがいないし、変な人だよね」みたいに陰口がどこからともなく聞こえてくるようになり、ストレスして蓄積されていきました。そして半ばうつ状態になってしまい退社することにしました。

転職活動では私はやはり製薬関係の仕事を希望していました。しかし前職での人間関係のことを考えると不安で不安で仕方ありませんでした。もし間違えて転職のような雰囲気の会社に調剤薬局に入ってしまったらどうしよう・・という不安から、私は派遣薬剤師として働くことにしました。

派遣薬剤師という立場なら、人間関係で悩む場面も少なくなるだろうと考えたのです。

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派遣されたのは地元密着型の調剤薬局でした。確かに前職と同じぐらい仕事は忙しいのですが、正社員と派遣薬剤師では明らかに課せられる仕事の内容が違っています。

責任ある総合的な仕事は正社員がこなし、派遣薬剤師は部分的な業務に仕事の範囲が限定されているという特徴があるのです。

それは私が働いている調剤薬局に限った話だけかもしれませんけれども、主力はあくまでも正社員で、派遣薬剤師は正社員の補助的な役割をするにすぎないという空気があるのです。

人によってはそういった派遣の扱いに対して、物足りなさや寂しさを感じるかもしれません。しかし私にとってはそれぐらいが居心地がいいと感じました。

正社員をサポートする部分的な仕事内容を淡々としていればいいだけなので、人間関係のいざこざが生じにくいからです、また派遣期間が決まっているだけに仮に嫌な人がいる現場であってもあと数ヶ月だからというふうに割り切って頑張ることができるのです。

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あと、派遣調剤師のメリットとして特筆すべきことに、基本的に定時に帰れるということはあります。私の勤務時間は10~15時です。もちろん正社員の人々はそれ以降も働いてるわけですけれども、私が早く帰っていることに対して嫌な顔する人は一人もいません。

もしそれが正社員の場合ならば、「なんであの人だけ早く帰ってるんだろう」と陰口に発展する可能性もあると思います。しかし派遣薬剤師はあくまでも外部の人間なので、定時に帰らないと逆に迷惑をかけてしまうという空気なのです。

ですから今は堂々と定時に帰宅しています。その結果、家庭との両立がしやすくなって、体力的にも精神的にも非常に楽になったと感じています。また派遣とはいえ、派遣薬剤師は時給2500円ほどあるので勤務時間が短くても生活に困るということはありません。

今も昔もそうですが 「派遣」という立場は非常に微妙です。派遣会社と派遣先との板挟みになるといいますか、どちらに所属してるようなしていないようなどっちつかずの働き方だと思います。

もし派遣先の意向に沿わないようなことがあればすぐにクビになってしまいますし、斬新なアイデアを出したところで採用されることも滅多にありません。

また現場では「あの人は派遣だから」というふうに人によっては見下下てくる人もいます。しかし自由度が高くてストレスがたまりにくい働き方は明らかに派遣薬剤師たと私は思います。人によってどんな働き方が良いかは意見が分かれるところだと思いますが、少なくとも今の私にとってはベストの働き方ではないかと感じています。

 (薬剤師の転職体験談 40代女性)

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