近所の茶話会で粗大ごみと言われたエピソード(30代男性)

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近所の茶話会で粗大ごみと言われたエピソード(30代男性)

先日、ある近所の茶話会に誘われ参加してきました。お菓子とお茶を囲みながらの楽しい会になるはずでした。ところが・・・

楽しい雰囲気の茶話会。最初は・・

茶話会の会場に行くと、主婦の人々を中心に10人くらいが集まりワイワイ楽しそうにしゃべっていました。私もその会話に加わり、しばし楽しい時間を過ごしました。

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2時間くらいが経過したときのことでしょうか。ガラガラと扉が開き、穏やかな顔立ちをした80代くらいのおじいさんが茶話会の会場にやってきました。すると、どういうわけか皆、顔を見合わせたようにイソイソと帰りはじめたのです。茶話会が始まって2時間くらい経っていましたし、皆家事などそれぞれ用事があるのだろうとそのときは思いました。

80代のおじいさんとおしゃべりしたこと(実録)

皆が帰宅した後、私はその80代のおじいさんと1対1でおしゃべりをすることになったのです。見るからに穏やかそうなおじいさんでしたから、どんな楽しい話が飛び出すのか楽しみでした。しかし、とんだ見当違いでした・・。

 

私がそのおじいさんとどんな会話をしたのか。以下、その一部を紹介してみたいと思います。

 

おじいさん「あなた、近くの人ですかな?」

 

私「そうです。〇〇と申します。よろしくお願いします」

 

おじいさん「へ~。初めて見ましたな。お仕事は?」

 

私「パソコンを使った仕事をしています。」

 

おじいさん「へ~パソコン関係。何ていう会社にお勤めなの?」

 

私「会社には勤めていません。フリーランスで仕事をしています。」

 

おじいさん「へ~びっくらこいた。会社に行ってないで生活していけるの?」

 

私「ええ、まあ何とか」

 

おじいさん「まあ、何とかって・・?それはちょっと違いますな。希望しても雇ってくれる会社がどこにもなかったってことでっしゃろ?」

 

私「いえ、そういうわけでは・・」

 

 

おじいさん「そうとしか考えられませんな。つまり、あなたは社会人としてどこからも評価されていないってことでっしゃろ?あなた、ご結婚は?」

 

私「結婚はまだしていません。」

 

おじいさん「ええ?結婚してない?あなた、30歳くらいでしょ?一体どうして?」

 

私「どうしてっておっしゃられても・・まだそういうご縁がありませんで」

 

おじいさん「そりゃ、違いますな。あなたには人間的な魅力がない。しかも会社にも行ってない。だから、日本中どこを探しても選んでくれる女性がいないってことでっしゃろ?」

 

私「・・」

 

おじいさん「そういうことですよ。あなたは世間に相手にされていないってことですよ。ちなみに学校はどちら?どちらの大学をお出になったのかな?」

 

私「〇〇大学です」

 

おじいさん「な~んだ 〇〇大か。ちなみに、ワシの知り合いの甥っ子は△△大学に通ってましてな。それに比べてあなたの学歴はショボいですな。人間としての魅力だけじゃなく、勉強もできないんですな。親御さん泣いてますでっしゃろ?」

 

私「そういうことはありませんが・・。」

 

 

おじいさん「口に出さないだけで、恥と思っておられるんじゃないかな。家は?家は持ち家ですかな?」

 

私「いえ、賃貸のアパートに住んでいます」

 

おじいさん「賃貸のアパート?ひえー、情けないね。知り合いのお孫さんなんかは、外資系の商社に勤めていましてな。新築一戸建てをキャッシュで買ったそうですよ。それに比べて君は・・はっきり言って社会のクズですな」

 

私「・・」

 

おじいさん「ええ年して独身、仕事なし、カネなし、学歴なし。、君みたいな奴はですな、はっきり言いましょうか。社会の粗大ゴミですよ。それにしても、近所にこんな粗大ゴミがいたとはなあ~。びっくらこいた」

 

「・・」

 

おじいさんと会話をした感想

 

そんな話を30分以上にわたりしました。楽しいはずの茶話会が何とも不愉快な時間になったことは言うまでもありません。普段は他人の言動をあまり気にしない私ですが、根掘り葉掘り聞かれた挙句、否定的な言葉を終始浴びせられ精神的に参りました。
確かにジェネレーションギャップもあるかもしれません。80代の方の常識と今の若い世代の常識とは違っているからです。それにしても、社会に迷惑をかけた覚えもなく、粗大ごみとまで言われる筋合いはないと思いました。

 

最後は、用事を思い出したということにして自宅に逃げ帰りましたが何とも気分の悪い一日でした。

 

後から聞いた話ですが、そのおじいさんは、トラブルメーカーということで地元ではちょっとした有名人らしいです。おじいさんが茶話会会場に登場したと同時に、主婦たちは皆、顔を見合わせたように帰宅していきましたが、その理由が、実際に会話をしてようやく理解できました。

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