ルート配送から技術職への転職体験談(20代男性)

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当方、電力関係の製造業での技術職をしています。2年ほど前に、ユニフォームや作業着のルート配送をしていましたが、それ以前に開発兼技術営業をしていたことから、同様の仕事ができる環境を求め転職いたしました。

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転職に至った経緯は様々なのですが、一番の要因はワークライフバランスが取れないことと、当時の上司から嫌がらせを受けていたため、こんな会社さっさと辞めてやると決意し、転職に踏み切りました。

ルート配送業務では、朝5時出勤は当たり前で、配送が14時に終わっても、その日にやる必要のないデスクワークをさせられたり、上司が放置して溜っている仕事を無理やり押し付けられる日々で、帰りも
22時前後の毎日でした。

しまいには、見に覚えのないルート配送車の欠損を自分のせいにされたり、ストレスで胃を悪くして入院し、復職した時には底辺メンタルヤローとののしられたりしました。

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一発ぶん殴るか、ご自慢の愛車をぼこぼこにでもしてやろうかと思いながらその日々に耐え、水面下で探していた職種(現在の職場)に応募。

こっそり面接を受け、無事に採用通知をもらった時には、嬉しさと、あの地獄から解放されるという気持ちで涙を流して喜んだものです。

辞める時にはすでに見限る気持ちでいっぱいだったので、上司に対する恐怖も臆する気持ちもなく、すっきりした気持ちで退職の意思を伝える事ができました。

その上司は内心いつもの慢心丸出しで接していましたが、その上司の上にあたる統括マネージャーにも退職の意思を伝えるついでに、これまでに受けた嫌がらせを全て記載した用紙を渡したところ、かなり
狼狽していたのをよく覚えています。

その上司は降格処分にするから踏みとどまれないかと統括マネージャーに説得されましたが、『こいつと同じ空間にいる事すらストレスなのに、同じ職場でこれからも働くなんざ死んでもごめんです』と吐き
捨てて辞めました。

転職後、電力関係の製造業にて技術職に従事し、これまでより給料は少しばかり減ってしまいましたが、同じ部署の先輩や上司はみな優しく、一から丁寧に教えてくれて、戦力として頑張ってほしいと前向きな言葉をかけてもらいました。

現場には、昔気質な職人質な人が多く、厳しいですがすごく丁寧に教えてくれる人が多かったため、溶け込むのにも時間はさほどかからなかったのをよく覚えています。

現在は仕事も覚え、あれやこれや任されることも多くなり、現場や間接部門とのやり取りにも奔走する毎日が続いていますが、転職して自分の道を切り開いていくことができたので、本当に良かったと感じています。
 
 (転職の体験談 20代男性)

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