病気がちの私が転職活動の面接などで感じた心の苦しみ(30代女性)

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病気で退職をし、1年半療養し体調も回復しフルタイムの仕事でも問題ないということで転職活動を開始しました。

しかし病気で辞めたこととそこから1年半以上もブランクが空いていることに難色を示されたのか、なかなか転職先が決まりませんでした。

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面接までいけても「弱いですね」「今後が心配です」「体調不良で急に休まれるのは困る」と厳しい言葉をかけられることが多く、せっかく病気から回復できても、また精神的に追い詰められて涙を流したり、落ち込む日々が続きました。

そんなことからも状況がますます悪化してしまい、なかなか転職活動が思うようにいかなくて苦しかったです。

体調不良で辞めるのがそんなに悪いことなのか、嘘をつかないと職に就けないのかと悩みながら色々な企業を受けて、それでも上手くいかなくて経済的にも精神的にも追い込まれてしまったときに、ある職場の面接に行くことになりました。

その職場は自宅からも近く、時間もこれまでの職場と短いので何とかやっていけるかもと思い、面接に挑みましたが面接の場で「時間の変更できませんか」とお願いされてしまいました。

断ってしまったら落とされるという気持ちが先に浮かんでしまい「大丈夫です」と答えてしまいました。

面接で上手く答えられなかったので落とされるだろうという気持ちもあり「大丈夫」と言ってしまいましたが、結果採用になりました。

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採用で安心のはずが、あの時断っていたら落とされてたのかなと引っかかりがあり、受かっても嬉しいという気持ちがなく、断ろうかどうしようかと入社まで悩んでしまいました。

経済的な不安とこれ以上就職活動をしても無理だろうと入社を決めましたが、結局はそこの職場も長く続けられませんでした。

採用を決めた理由は「時間変更を承諾してくれたのはあなただけ」という理由でした。

やっぱりと思いましたが、自分という人間を何も見てくれなかったことにショックを覚えました。

今ではそういうこともあると思えるようになりましたが、書類を作っても見てくれないんだろうなという卑屈な気持ちになってしまうこともあります。

自分が譲れないと思うことに対して、面接の雰囲気に負けてしまい恐怖のあまり、何も考えずに承諾してしまった自分が悪いです。

雰囲気にのまれてしまった自分の未熟さを反省し、自分がこれだけでは譲れないという条件を大事にし、出来ないことは出来ないと言える勇気を持ち、転職活動に臨みたいと思います。

ですが、自分の気持ちばかりを優先にせず、もしこういった条件に変更になりますがということを予想しておくのも重要かもしれません。

たとえば出勤時間が1時間早くなるなら受け入れるといった万が一の変更に受け入れられることとそうでないことを自分の中で整理し、それを面接の場で上手く伝えられるようにする。そんなことがミスマッチを防ぐことにもつながると言えます。

(転職活動の体験談 30代女性)

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