同業他社への転職も堂々としていればいいと思った理由(20代男性)

転職にまつわる考え方
スポンサーリンク


転職にはいろんなパターンがあります。同業他社への転職をするとなると、やめる前に、色々な嫌がらせをうけることも人によってはあるので注意です。

スポンサーリンク


同業他社への転職をよく思わない上司たち

例えば、20代男性である私のケースですと、転職を切り出したとたんに、当時の事業部長から、「有給をもう取得させない」と吐き捨てられ、罵倒された経験があります。わ

私としては、自分自身のステップアップも考えた前向きな転職でした。しかし、転職を切り出される側からすると良い印象を持ってくれるとは限らないものです。

同業他社への転職は、いまだに特に強い裏切り行為のような印象があるようです。

それはなぜかというと、転職される側からすると、同じ事業を展開している別の会社へ転職されるのは、自分たちのやっている仕事を否定されているように感じるからです。

また、終身雇用が当たり前だった古い世代に多い考えですが、同じ仕事や同じ業界で働くならば、転職の必要性はないと考える人も多く存在するわけです。そんな人々は、一度入社した会社で骨をうずめるべきだと考えていますから、転職希望者には当然よい印象をもたないわけですし面白くないわけです。

しかし、転職する側からすれば、同業他社への転職は、手っ取り早く年収を上げられる方法の一つであり、金銭を多く得る手段と考えることができれば、一番合理的な選択と言えます。

また、同業といえど、身に付く知識や求められるスキルが異なる可能性もあります。必ずしもスムーズに転職先で馴染めるとも限らないのです。

スポンサーリンク


転職をするのは個人の自由

私の場合、一度きりの人生なので、同業であれ転職をしようと思った気持ちを曲げることはありませんでした。自分が働きたいと感じる会社が同業他社であろうとなかろうと、転職をすることは、個人の自由であるという考えです。

そもそも、転職される側も所詮は、雇われの立場です。同じ立場の人間があれこれ言おうとも、自分自身の人生の責任を取ってくれるわけではありません。それは、役職のある上司であろうとなかろうと同じことです。

今になってみると、このような考えを持ったうえで、転職活動を行うことが必要だと思いました。また、実際は、上手く辞められるケースのほうが少ないと考えておくほうがいいと思います。

堂々と退職理由を述べることが重要

そういったことを考えると、基本的に堂々と、退職する理由を述べて転職していくのがいいと私は思います。

今の会社や職場にはない「何か」が同業他社にあり、それを求めて転職していくわけです。もちろん、周りの反感は買うかもしれませんが、その理由は、包み隠さず、はっきり伝えて辞めるのがセオリーであり、一番有効な方法だと思いました。

結局、転職前に私はさまざまな妨害や嫌がらせはうけましたが、転職してみてよかったと思います。

結果がどうなるにせよ、自分の筋は通しましたし、年収もしっかりアップしましたから。当時を思い返して、周りにウソをついて転職しなくてよかったとも思っています。

ウソをついて辞めていたら「あいつはとんでもない嘘つきだ。」という評価になって、前職で作り上げた仲間たちとのネットワークもだめになってしまい、非常にもったいない結果になっていたと思われます。

確かに同業他社へ転職することは、今の日本社会では、良くは思われないだけになかなか決断が難しい部分はあります。とりわけ、終身雇用が当たり前と思っている上司の世代には反発を受けやすいと言えます。しかし転職理由が何であれ、正々堂々と対応するのが、最もよい結果を生むと思います。

時代も変わっていく

また、時代もどんどん変わっています。同業他社への転職が反発されている時代もいつまでつづくか分かりません。というより、近未来には、会社勤めをすること自体が当たり前でない時代がくると主張している起業家の人々も多くいます。AI技術が発達して、人間はコンピューターができない仕事のみを行うようになり会社の役割もあいまいになっていくというのです。

そんな時代が来た時、私は中間管理職になっているかもしれません。そんなとき新しい働き方を否定する大人にはなりたくないなと感じています。実際そうなってしまうのかもしれませんが・・そうならないためには、常に時代の最先端にふれていろいろな価値観を受容していくのが重要なのかもしれません。

(転職の体験談 20代男性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました